360度全方位の動画を撮影できる「360度動画」。2015年にYouTubeへのアップロードが可能になってから早速動画を公開したのがコカ・コーラ。同社はそれ以降、積極的に360度動画の投稿をつづけてきました。最近では、コカ・コーラ以外にもユニクロや朝日新聞など、様々な企業が360度動画を使いはじめています。その事例をご紹介しましょう。
ユニクロ
ユニクロは12月1、2日にプレス関係者向けの展示会を開催。17日には、その模様をとらえたスペシャルウェブサイト「LifeWear 2016春夏コレクション」をリリースしました。同サイトでは、展示会の様子を全方位から見られる360度動画も公開中。会場内のブースやファッションショーの様子を、まるでその場にいるような感覚で楽しむことができます。
Lifewear 2016 Spring/Summer digest movie
WOWOW 連続ドラマW「予告犯 -THE PAIN-」
WOWOWで今年の6月から公開されている連続ドラマ『予告犯 -THE PAIN-』。ドラマの放送に伴い、YouTubeには360度動画を使ったトリックムービーが公開されています。噂の「シンブンシ」が、中野の裏路地に出現。360度全方位に隠された真実をいくつ見つけられるか…というゲーム感覚で楽しめる動画。主人公になったような気分を味わえます。予告犯360° 真実を見抜けるか?
グーグル『Google Spotlight Stories』
サントリーは、ハロウィンシーズンに期間限定で発売された「ペプシゴースト(ミステリーフレーバー)」のPVに360度動画を使用。「刺激の強い映像が流れますので、苦手な方や心臓の弱い方は視聴をお控えください。」とサントリー自身が注意書きをするほどスリリングな内容。気になる方はぜひトライしてみてください。こちらもゲーム感覚で楽しめます!
Google Spotlight Stories Presents: Special Delivery
朝日新聞社
朝日新聞デジタルの人気コーナー「いきもの目線」。さまざまな生き物から見た目線で映像をお届けしてくれる、キッズたちにも嬉しいコーナー。より臨場感を味わえるよう360度動画を使って映像を公開しています。まるで動物になったような気分を味わえますよ。
いきもの目線 PR版
各企業が公開している360度動画、いかがでしたか。臨場感が伝わりやすく、ユーザーが一緒に楽しめる動画を作れるのが360度動画のいいところ。ハロウィンやクリスマス、新年のあいさつなど、イベントに合わせてゲームやストーリー仕立てにするのも面白いですね。