昔からよく耳にする「ボーイスカウト」。でも、実態を知らない人も多いはず。どんなことをしているの?独特なかけ声や歌があるってホント?子どもにとってどんな効果あるの?などなど、ボーイスカウトの実態にせまりたいと思います!
ボーイスカウトの「基本情報」と「ちかい」
ボーイスカウトは、世界規模の青少年団体の名称。世界162の国と地域、約3,600万人が加盟しています。コンセプトは「野外での活動を通じ、社会の中で活躍する人を育てる」。
《世界共通の「ちかい」》
私は、名誉にかけて、次の3条の実行をちかいます
一、 神(仏)と国とに誠を尽くしおきてを守ります
一、 いつも、他の人々をたすけます
一、 からだを強くし、心をすこやかに、徳を養います
ボーイスカウトの「構成」
ボーイスカウトは、大きく5つの部門にわかれています。年齢によって活動内容も変わっていくというわけですね。
ビーバースカウト (小学校1年生になる直前の1月〜)
カブスカウト (小学校3年生4月〜)
ボーイスカウト (小学校6年生4月〜)
ベンチャースカウト (中学校3年生9月〜)
ローバースカウト (18歳以上〜25歳)
ビーバースカウト時代は大人が用意した遊びを行いますが、年齢が上がるにつれ「自主的」かつ「奉仕的」な要素が大きくなっていくそうです。
実際にどんな活動をしているの?(動画あり)
活動の基本は「人格・健康・技能・奉仕」の4つを育むこと。「班長」といわれるリーダーシップの取れる人間がチームを取りまとめ、キャンプなどの野外活動や奉仕活動を行います。チームで協力しながら、子どもたちだけでテントをはったり料理を作ったりするそうです。
それでは、実際の様子を動画で見てみましょう。険しい山を登るなど、心身ともに鍛えられそうですね。
教育におけるボーイスカウトの効果
子どもをボーイスカウトに参加させている親御さんの感想をまとめてみました。教育における効果もあるようですね。
「まだ二週間しか経ってないけど少しずつ生活態度が変わってきました。」
「なかなか言うことを聞かなかったのですが最近はわりとすんなりと言うことを聞くようになりました。」
「「ありがとう」とお礼を言うのが今までよりも頻繁に素直に言うようになりました。」
「宿題がいつもより早く終わった」
(引用:http://ameblo.jp/tucson/entry-11010596051.html)
また、前川隆輔氏の研究によれば、ボーイスカウトを長年経験することで責任感を持てるようになったり、「次は◯◯をできるようになりたい」という目標設定が日常でもできるようになるそうです。
(参照:http://www.hues.kyushu-u.ac.jp/education/student/pdf/2009/2HE208059.pdf)
活動を通して、社会性を学び心身ともに強くなれるボーイスカウト。この効果は、大人になってから見られるものなのかもしれません。動画を見て興味を持った方は、お子さまを所属させてみては!?
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