ホームページはネット上に存在する「企業の顔」。ひと工夫して、他社と差別化したいところですよね。そんな人にオススメなのが、画像の一部だけが動く「シネマグラフ」というもの。
例えば、このような画像です。口にくわえたキーホルダーの「先端だけ」が動いているのがわかりますか?
このように、「一部だけが動いている」という奇妙さから、思わず目を止めてしまいますよね。今回は、「上手なシネマグラフの使い方」をご紹介。ぜひホームページ制作の参考にしてみてください。
上手なシネマグラフの使い方
シネマグラフは、大きく分けて「物事を強調したいとき」と「オシャレ・シュールに仕上げたいとき」の2パターンで使い分けることができます。それぞれ詳しく見てみましょう。
《物事を強調したいとき》
例えば、食べ物の美味しさを伝えたいときは「食材だけ」動かしたり、イルミネーションのキレイさを伝えたいときは、ライトアップされた「輝きだけ」を動かすと伝えたいものが一層引き立ちます。
食べ物
スープ
お鍋の中のスープだけがグツグツと動いています。自然とそこに目がいくので、じっくり煮込まれたスープの“とろみ”や、体中に染みわたるような熱さが伝わってきます。
コーヒー
ミルクがコーヒの中に溶け込む様子だけを動かしています。ゆっくり混ざっていく感じが、この後の濃厚でおいしいカフェオレの姿を想像させます。
いちご
樽に投入されるいちごだけが動いています。まるでいちごが踊っているようで、フルーツの新鮮さがアップするような気がします。
このように、自然と動いているもの(食材)に目がいくので、単純な静止画よりも「しずる感」がアップします。
イルミネーション
ディズニーランド「シンデレラ城」
ライトアップされたシンデレラ城の「光」だけが動いています。輝きが強調され、より一層美しく感じますね。
《オシャレ・シュールに仕上げたいとき》
こちらは選ぶ人のセンスになってしまいますが、よりコアなシチュエーションの画像を選ぶとオシャレさとシュールさがアップする気がします。
例えば・・・
タバコを吸う女性の煙だけを動かす
女性がくゆらせているタバコの煙だけが動いています。背景が黒なので煙の白が際立ち、よりかっこ良く見えます。
地球儀だけを動かす
地球儀を見ている女性の右手と、地球儀だけが動いています。表情が一切変わらないというのがシュールですね。
おまけ
弊社も企業ホームページでシネマグラフを使用しています。全部で3つの画像を使っていますので、ぜひ見てみてくださいね。