8月14日から3日間におよんで開催された「コミックマーケット(夏コミ)」が無事終了しました。日本だけでなく世界中のアニメファンが集結し、一日の来乗客数はおよそ20万人。延べ三日間で60万人が訪れるという日本最大級の同人誌即売会です。
もはや彼らにとっては当たり前の「規模感」ですが、行ったことがない人にとっては想像すらつかないと思います。今回は、コミケの様子や「名物」を動画で紹介したいと思います。さぁ、心の準備はいいですか?
始発でダッシュにハイクオリティなコスプレ!
「コミケ 4つの名物」
コミケのメインイベントは、同人誌(出版企業ではなく個人が趣味で作成する漫画や小説)の販売。主にこれを目的に訪れる方が多いですが、それ以外に「名物」がたくさんあるのです。中でも有名な「4つ」を動画でご紹介しちゃいます。
◆名物その1:始発は常識!改札は猛ダッシュ
同人誌は数に限りがあるため、1秒でも早く目的の商品をゲットしなければなりません。始発で来るのは当たり前。それに加えて改札を猛ダッシュするのがお決まりとなっています。その様子をご覧ください。
名物その2:ハイクオリティなコスプレ
コミケでは、同人誌と同じくらい「コスプレ」が大人気。そして、コスプレ希望者は「事前の予約申込が必須」「エリアが決まっている」「コスプレ姿での来場禁止(会場で着替えなければならない)」などさまざまな決まりがあります。これだけ徹底されているからこそ、クオリティの高いコスプレが実現できるのかもしれませんね。
名物その3:酸素が薄くなるほどの人ごみ
冒頭でもお話した通り、一日の来乗客数は20万人。アーティスト別の年間ライブ動員数ランキング第1位のEXILEでさえ、一日あたり4万人程度。この5倍ですから、想像がつきませんよね。これを踏まえて、昨年冬に行われたコミケの様子をご覧ください。(ちなみに、コミケは夏・冬の年に2回開催されます)
名物その4:スタッフの“粋”な名言
コミケのスタッフは大半がボランティアで、その数なんと4000人。そんなスタッフによる会場案内の呼びかけがひとつの名物になっているようです。立ち止まって聞いているお客さんもいますね。(動画は2013年のもの)
次は冬に開催!〆切はもう終わっているほどのスピード感
コミックマーケットは、夏だけでなく冬にも開催されます。夏コミが終わり、「現実に戻ってしまった・・・」と落胆している方も多いそうですが、既に冬コミの準備は始まっているのです。なんと、同人誌の出展者(サークル参加)の〆切は既に終了しているんだとか。凹んでいる暇はありません。
コミケが生き甲斐だという人はもちろん、まだ行ったことがない人はぜひ冬コミに参加してみてはいかがでしょうか。