藤子・F・不二雄の代表作『ドラえもん』。1969年から小学館の学年誌で連載を開始。1977年には『コロコロコミック』でも大々的に連載が始まるなど、国民的アニメへ向けて大きく前進しました。90年代にはテレビアニメ化され、いまだに根強い人気をほこっています。
そんな国民的アニメを代表するドラえもんですが、実は『動画』の使い方がとても秀逸なのです。定番の映画予告やおもちゃのCMはもちろん、トリビア系やテレビショッピングテイストのものまで、さまざまな角度からプロモーション動画を制作しています。
その一部をご紹介!
思わず「へ〜」!どこでもドラえもん伝説
「どこでもドアは、◯◯◯◯というわけではないらしい」「こわれた秘密道具を捨てる、◯◯◯◯があるらしい」など、ドラえもんにまつわるトリビアを紹介しています。思わず「へ〜」と言ってしまう、ドラえもんの真実をごらんください。
どこでもドアは、◯◯◯◯というわけではないらしい
こわれた秘密道具を捨てる、◯◯◯◯があるらしい
秘密道具がテレビショッピングに登場!?
映画のTVスポットもユーモア満載
昨年8月、映画『STAND BY ME ドラえもん』の公開にあたり、一風かわったTVスポットが公開されました。秘密道具が買えるという設定のテレビショッピング仕立てになっています。右下に「これはTVスポットです」と書かれるほどリアルな構成で、手が込んでいるのがわかります。
タイムふろしき篇
アンキパン篇
最後のひとことが刺さる!
漫画の1コマをショートアニメ化
昨年、藤子・F・不二雄先生の生誕80周年を記念し、F作品の1コマをショートアニメ化したシリーズがYouTubeに公開されました。アニメの最後には「人を招いたら幸運もやってくる」「君はひとりでも もう、大丈夫。」などグッとくる言葉で締めくくられています。
人を招いたら
君はひとりでも
あなたのしあわせも苦しみも
『藤子・F・不二雄ミュージアム』のPVもおもしろい
藤子・F・不二雄の作品原画やその関連資料を中心に展示する博物館『藤子・F・不二雄ミュージアム』が2011年にオープン。まるでアニメの世界にタイムスリップしたかのような再現性の高さで、未だに人気が衰えません。そしてオープンから4年経った今、その人気に拍車をかけるようにプロモーションビデオを公開しました。ミュージアムの見所を紹介していると思いきや、登場するのは外国人のおじさん二人だけ・・・。
実際のミュージアムとはかけ離れたシュールな内容なので、印象に残りやすいです。
日本の国民的アニメは、プロモーションの仕方も一流でした。みなさんも、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
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