最新ドローン事情とドローンを使って撮影された動画

年々進化の一途をたどるドローン。この普及により、従来莫大な費用が発生していた空撮も安価で簡単に行えるようになりました。映画やドキュメンタリー、バラエティ番組などで多様されており、作品をより良くするための大きな手助けをしています。今回は、最近のドローン事情とドローンを使って撮影された動画をご紹介します。

スマホアプリで簡単に操作できる！最新のドローン

2015年9月、ドローンマニアに衝撃を与えたのがジーフォースから発売された「X800FPV」。スマホをコントローラにセットし、専用アプリ（MJX C4005 FPV）をインストールして設定をするだけで誰でも簡単に空撮することができます。

 

さらに、画面を通して空撮映像をリアルタイムで閲覧できるので、常時アングルなどを確認しながら“納得のいく”空撮が可能に。最も驚きなのが価格で、なんと「1万円」！従来、リアルタイムで映像を確認できるタイプは3万円以上といわれていたために、世界中に衝撃が走りました。X800FPVのプロモーション動画が公開されていますので、ぜひチェックしてみてください。

ドローンを使って撮影した動画集

映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』

2014年、米国連邦航空局が6つの映画・テレビ制作会社に対してドローンの使用を許可し、話題になりました。運輸省長官のAnthony Foxx氏は「商業利用の幅を広げる大きなマイルストーンとなる」とコメントしており、今後ドローンの市場価値が高まっていくことを示唆しているようです。レオナルド・ディカプリオ主演の映画『ウルフ・オブ・ウォールストリート』でも一部ドローンが使われています。

※0:37あたり

OK Go『I Won’t Let You Down』ミュージックビデオ

ノーカットで撮影をしたことで話題になった、OK Go『I Won’t Let You Down』のミュージックビデオにもドローンが使われています。難易度が高すぎる構成にもかかわらず、ノーカットで撮影できたのはドローンのお陰かもしれません。何度見ても驚きです。

※1:05～

ソニーが公開！ドローンを使って「軍艦島」を撮影

ソニーは、「HDR-AS15」を使って長崎県の軍艦島を空撮した映像をYouTubeに公開しています。陸からの撮影や、実際に足を運んでも見ることができない空から見る軍艦島は、なんともいえない迫力があります。