料理や街並など、さまざまな「ミニチュア映像」に世界中から熱い視線が注がれています。中でも日本人の作品は、海外で高い評価を得ているようです。CGは一切使わず全て職人の手作りであること、日本人は繊細で器用というイメージがあるからかもしれません。
今回は、見ているだけでワクワクするミニチュアムービーをご紹介します。
本当に食べられる!
直径2cmのお皿にのっちゃうミニチュア料理
この動画のスゴイところは、既にできあがった料理を小さな器に盛りつけるのではなく、コンパクトなお釜でご飯を炊いたり、小指サイズの包丁で食材を切るなど、一から作っている点。手のひらサイズのコタツや食器棚など、和洋中のメニューに合わせて部屋の印象を変える気配りもお見事です。
おにぎりとみそ汁
おにぎりは、指先にのる極小サイズ。お豆腐も小さな包丁で3mm程度にカットしています。職人の手の大きさに対し、どれだけ小さいかがわかります。
(出典:Mini Food onigiri 食べれるミニチュア おにぎりより)
(出典:Mini Food onigiri 食べれるミニチュア おにぎりより)
その他の作品も、かなり秀逸です。一切妥協していないことが、動画から伝わってきます。
あんかけ焼きそば
いちごのケーキ
焼き鳥
エビフライとエビ天
使用しているミニキッチンは、実際に売っているもの
これらの動画で登場したミニキッチンは、実際に購入できるんだそうです。たとえば「エビフライとエビ天」で使用したキッチンは、ドイツのモデルメーカーでHuss(フス)社の製品。
(出展:ミニチュア料理 エビフライとエビ天より)
\11,800で以下から購入できます。
http://www.e-khp.com/incensehuss.htm
ミニチュア料理を手がけるのは、日本人のMiniature Spaceさん(本名非公開)。動画以外にブログも開設しているようで、裏話やミニチュア製品に関する情報を掲載しています。動画を見てMiniature Spaceさんのファンになったという方は、ぜひチェックしてみてください。
Miniature Space〜本物の料理をミニチュアで作る!〜
『ホンダ』の歴史をミニチュアで表現したCMが
海外で大絶賛
世界最先端の製品をつくり続けてきた『ホンダ』の65年間の歴史をミニチュアで表現した動画が海外で話題になりました。米国やアジアの新興国では、ホンダはBMWと競合するプレミアムなブランドイメージを確立しているそうです。日本人による丁寧な技術が、外国人の心を掴んでいるのかもしれません。こちらの動画も、繊細でひた向きに頑張る日本人らしさがよく表現されています。
Honda Hands
見ているだけで楽しくなっちゃうミニチュア映像、いかがでしたか。日本人の繊細さが、動画を通して世界中に伝わるというのは、とても嬉しいことですね。
■ 関連記事
●【レディー・ガガ】世界の先端をゆくアーティストは、
動画の使い方もリードしていた
●チョーークールじゃん!
海外でも大人気のキャラ弁を広めたのは『動画』だった!?
●87歳だけど水着も着るしタバコも吸う、100歳だけど現役ダンサー!
動画界にイケイケなおばあちゃんが急増中