世界規模で展開するコーヒーチェーン店「スターバックス」。およそ60の国と地域で営業展開をし、店舗数は18,000以上に亘るそうです。そんな世界で人気のスターバックスですが、コーヒーの味やオシャレな店内はもちろん、プロモーションの巧みさも人気をアップさせ続けている理由のひとつといえそうです。
『動画』もフル活用しており、現在動画投稿が可能なあらゆるサービスを駆使し、それぞれ違った角度で動画を投稿しています。今回は、その事例をご紹介します。
YouTubeからSNSまで!
スターバックスが公開している動画
◆YouTube(StarbucksJPN)
日本版の公式チャンネル「StarbucksJPN」では、お店の味をそのまま楽しめるレシピを公開しています。比較的長時間の投稿が可能なYouTubeでは、レシピを紹介したりオリジナルの物語「Red Cup Stories」を公開しています。
キャラメル マキアート レシピ
カフェ モカ レシピ
雪国「Red Cup Stories」第一話
Facebookでは1分前後の動画が公開されています。海外で放映されているCMやインタビューが多いようです。
Starbucks VIA® Vanilla Flavored Coffee
Introducing Starbucks VIA Flavored Coffee – A lot goes into the instant it takes to make it. Thankfully we do all the work … all you need is a cup and hot water!
Posted by Starbucks on 2010年10月5日
Happy Holidays, from our family to yours.
Do the cups sing to you?
Posted by Starbucks on 2011年12月19日
最大15秒で表現しなければならないInstagram。商品のPRというより、インパクト重視のものが多いようです。
Twitterでは2秒程度の短い動画やGIFアニメのようなものが投稿されています。Instagram同様インパクト重視のものが多いですが、また一味違ったイメージです。
動画を使ったキャンペーンも行っている
スターバックスの公式チャンネル「Starbucks Coffee」では、動画を使ったキャンペーンも行われています。その名も“Meet Me at Starbucks”。スターバックスを利用する顧客にスポットを当てた動画が、世界28か国の59店舗で同じ日に撮影され、YouTubeにアップされるというもの。
各店舗の動画をつなげて1つのフィルムにまとめた「Film mode」と、そのなかからピックアップされた動画を個別に見ることができる「Gallery mode」が用意されています。
スターバックスやディズニーなど、世界規模で人気を得ている企業は、あらゆるサービスに動画を投稿しています。特性やユーザー層に合わせて動画の内容を変え、全てをプロモーションの道具として活用しているのです。言葉がなくても視覚で伝えられるのが動画の良いところ。これもまた、世界で活躍するための秘訣なのかもしれませんね。
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