YouTubeには、楽器を演奏している動画が多数アップされています。その中でもギターを演奏しているものはいろいろ見ることができ、プロからアマチュアまでその技術を惜しみなく披露しています。今回は特に女性ギタリストに焦点を当て、カッコよくギターを弾き鳴らしているYouTube動画を紹介します。そのテクニックにも目を見張るものがありますし、女性がギターを持っている図もカッコよくて見入ってしまいます。
数々の才能ある女性ギタリストをまとめた動画
こちらのYouTube動画では、さまざまな女性ギタリストの演奏を集めています。高い技術を持ったギタリストたちがそれぞれの曲で素晴らしい演奏の腕を披露しています。その音もさることながら、ギターを巧みに操る彼女たちの姿はカッコよく、どのギタリストにも見惚れてしまいます。この動画をアップしているYouTubeチャンネルでは、女性ギタリストを始めとして女性ドラマーやシンガーソングライターなどの才能を発掘するべく、彼女たちが演奏している動画を多くアップしており、こちらの動画もその1つです。女性ミュージシャンの活躍の場を広げるきっかけとなっている動画です。
美しい女性が奏でる「ホテル・カリフォルニア」
こちらの動画で演奏しているGabriella Quevedoさんという方は、スウェーデン出身のギタリストで自身のチャンネルをYouTubeに開設し、その登録者数は21万人以上にも上る有名アーティストです。今回こちらのYouTube動画で披露しているのは、1976年に発表されたイーグルスの名曲「ホテル・カリフォルニア」のアレンジです。このアレンジを行ったのは同じくギタリストのTomi Paldaniusさんという方であり、そのアレンジをもとにして華麗で哀愁ある名曲のメロディーを奏でています。才能ある女性ギタリストとして注目を浴びています。
神戸出身の女性ギタリストが東北復興を願う
神戸出身の女性プロギタリスト・MOMOさんは、日本の数々のギターコンクールで輝かしい成績を収め、2015年にアメリカで行われたコンテストでベスト5に選出されるなど、その腕前は広く認められています。そのMOMOさんを紹介しているこちらのYouTube動画では、東日本大震災によって被害を受けた東北地方の復興を願って作った曲を披露しています。激しいストロークは復興への強い願いが込められているようにも感じ、同じく震災によって被災した神戸出身のMOMOさんだからこそ紡ぎだせる技術と音です。その想いもさることながら、ギターの高い演奏力にも注目したい動画です。
世界を股にかける女性ギタリストの名演奏
女性プロギタリスト・村治佳織さんは、数多くのコンクールで賞を受賞し、プロとしてデビューした後もCDやDVDリリースはもちろん、日本のみならず世界の演奏会に飛び回って活躍するミュージシャンです。今回こちらで紹介しているYouTube動画は、2008年にバッハの名曲を演奏して発したアルバムの中の1曲「主よ、人の望みの喜びよ」です。誰もが聴いたことのあるバッハの美しい旋律を、優しいギターの音色で奏でているのはもちろんですが、彼女の繊細なギタープレイも存分に目で楽しめる動画となっています。
今回はギタリストの中でも女性が演奏している動画をピックアップしましたが、男性にも負けず劣らずのダイナミックな演奏もあれば、女性特有の繊細さを持つ演奏もあるなど、さまざまな表情をギター1つで見せてくれています。女性がギターをカッコよく演奏する姿は、凛々しくも美しいイメージを抱くものです。