大阪の若者のみならず、外国人観光客にも人気の大阪「アメ村」。実は原宿よりも先に海外の人気店が初上陸するなど、日本の若者カルチャーを追う上では見逃せないスポットです。そんなアメ村の実態について、動画を使ってご紹介いたします。
アメ村とは?
大阪市の西心斎橋地域のアメリカ村(通称アメ村)は、大阪のカルチャーやファッションの発信地。元々は倉庫やオフィスなどが立ち並ぶ、静かなエリアでした。1970年代にデザイナーがカフェをオープンしたことを皮切りに、徐々に流行に敏感な若者の街に変化しました。古着ショップ、レコード店、クラブなどが集まっていて、その店舗数はなんと2,500以上!
アメ村の何がスゴイの?
1.大人気スイーツ店が「原宿」より先にOPEN
たとえば、メディアにもよく登場し、原宿では行列が絶えない人気店「TOTTI CANDY FACTRY(トッティー キャンディー ファクトリー)」。名物メニューのカラフルな綿あめは、そのインパクトゆえにインスタに投稿する人が続出。
そんな同店ですが、実はオープンはアメ村の方が先でした。アメ村店の様子を動画でご覧ください。
2.誰ともかぶらない個性的なファッション
原宿のファッションと言えば、きゃりーぱみゅぱみゅに代表されるいわゆる「青文字系」。原宿には雑誌から飛び出してきたような若者たちで溢れていますが、一方アメ村はどうでしょうか?どのファッションも独特かつ個性的で、あまりかぶっていないような気もします。これはある意味「最先端の極み」とも言えるのかも?
メイクの概念を覆す独特さ
アメ村の古着ショップ「あんぽんたん」はマネキンまで強烈
スニーカーやストリートファッションも進んでいる
アメ村には、スニーカーショップやストリートファッションのお店も多いそうです。スニーカーを中心としたファッションなどを紹介するチャンネルSOSHI-Net(そーしねっと)には、個性的なファッションの男性たちが続々と登場。アメ村で撮影されたスナップ集の動画をご覧ください。
3.夜も最先端!?ライブハウスでは下着屋ファッションショーにドラァグクィーンショーまで
ライブハウス「アメリカ村 DROP」は、地元のインディーズバンドなどの活動の場となっている一方で、ユニークなイベントにも場所を提供しています。
こちらはDROPを貸し切って開催されたファッションショーの様子。アメ村の下着専門店「Dande Lion(ダンデライオン)」のセクシー下着を身にまとったモデルたちの絡みは、ちょっと刺激的です。
同じくDROPで開催されたドラァグクィーンショーの様子。奇抜なヴィジュアルのドラァグクィーンのパフォーマンスに、会場は大盛り上がりです。
原宿の真似や後追いではない、独自に確立された「最先端」がアメ村にはありました。個性の固まりとも言えるアメ村カルチャーから、ますます目が離せません!
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