COMPANY モバーシャルブログ
2014.11.7

電車が通るたびに映像が反応する、駅ホームないで行った広告が面白い!

station

動画技術が飛躍的に進化を遂げ続ける昨今、海外では、デジタルサイネージ

を活かした広告が話題になっています。

 

以下で紹介するものは、電車の駅に設置されたデジタルサイネージ広告です。

電車の到着や通過と、スクリーン内の映像が連動しており、駅利用客は驚き

を覚え、印象深くその動画を記憶しまうことでしょう。

電車の動きにあわせて、スクリーンの女性が動く

スクリーンには、女性の顔をアップにした映像が映し出されています。一見

静止画のようですが、何と電車が到着、通過したときの風によって、髪がサ

ラサラなびくような動きを見せます。そして宣伝商品である、シャンプーの

プロモーションが流れます。風圧を受けただけで綺麗になびくほど、サラサ

ラな髪になることが作れることをアピールするための、シャンプー広告なの

です。

 

ただ商品の良さを広告面で伝えるだけではなく、見る人に面白さも感じさせ

ることで、一層商品への興味を引く役割を果たしています。

心に響くパロディーバージョン!

またもう一点、この映像のパロディバージョンも存在します。こちらは一転、

心に響く広告となっています。同じくサラサラの髪を持った女性がアップで

映っているのですが、風が吹くと髪が飛んでいき、スキンヘッドになってし

まいます。

 

一瞬ユーモア広告のようにも感じますが、実はがんに冒された14歳の少女へ

寄付を募るためのキャンペーン広告となっており、シャンプー広告以上の衝

撃を与える存在となっています。

デジタルサイネージの面白さに加え、斬新なパロディキャンペーンを組み込むことで、あらゆる角度から人々の興味を引く広告となっています。日本ではまだあまり見られませんが、海外CMが注目される昨今、今後こうした技術、手法を駆使したものが増えてくるかもしれません。