COMPANY モバーシャルブログ
2013.11.7

一眼レフの意味は?(映像制作用語辞典)

一眼レフの意味は?

その名の通り、レンズが一つのみ搭載されたカメラのことを意味します。同様の

理論から、上下二つレンズが付いたカメラを二眼と呼びますが、一般的には一眼

の方が広く知られています。

 

レンズが一つしかないにも関わらず、レンズより高い位置にあるファインダーを

覗くことで、レンズに映る風景を見ることができる仕組みは、少し不思議にも感

じられる点かと思われます。これには、内部に搭載されたミラーが深く関わって

います。斜め向きに設置されたこのミラーによって、レンズに入り込んだ光を屈

折させることで眼へと歪みのほとんどない像を届けているのです。撮影する瞬間

には、このミラーが一瞬だけ上部に上がります。これにより、ボディー部分に組

み込まれた撮影素子に光が当たり、画像がカメラ内に収められるのです。

レンズが取り外し可能!

ちなみにこのレフは、光の反射を意味する「reflex(レフレックス)」という言

葉から成り立っています。つまり一眼レフは、一眼でありミラーを搭載したタイ

プのカメラであるということなのです。このタイプの大きな特徴は、前面に一つ

装着されたレンズが取り外し可能となっており、あらゆる種類へと手軽に変える

ことができる点です。

 

広角からマクロ系、単眼レンズ、その他魚眼など、シーンや撮りたいテイストに

合わせてさまざまなものを選ぶことができるのです。しかしミラー機構をはじめ

とした内部は、ホコリや水分に弱いため、この交換は素早く行わなくてはいけま

せん。