NASA(国立航空宇宙局)は、一般人にとって遠い存在。しかし、ユニークな
ポスターや動画を公開することで、そのイメージが変わりつつあります。
動画は、従来のイメージを簡単に変えさせてくれるアイテムのひとつなのかも
しれません。
動画を見る前に・・・
ちょっとふざけすぎ!?なパロディポスター
NASAのユニークな試みは“パロディーポスター”がはじまりです。
映画『スターウォーズ』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』を模したポスター
を公開すると、世界中で「ふざけてるけど好感がもてる!」「NASAってこん
なことするんだ!」と話題になりました。
※実際のポスターをみたいかたは、記事の下部にあるリンクで見れます。
NASAってそんなことまでしちゃうの!?
世界中で大反響のパロディ動画
彼らのスゴいところは、ポスターだけでは終わらないところ。世界中の人々に
「NASA」について知ってもらうため、動画を活用しているのです。
2012年にYouTubeを席巻したPSYの「江南スタイル」や、Meghan Trainor
(メガン・トレイナー)の「All About That Bass」のパロディ動画を投稿し
ています。
NASA Johnson Style (PSY「江南スタイル」パロディ)
もちろん、登場人物は全員NASAの職員です。こういうこともやっちゃうんで
すね・・・。
元になった動画
All About That Space(「All About That Bass」のパロディ)
こちらは、日本でいうところの「フォーチュンクッキー 企業ver.」でしょう
か。NASAの職員達が部署毎にわかれてダンスをしています。
元になった動画
NASAは、これらのパロディ動画を投稿する理由として“普段私たちがやって
いることを皆さまに知ってもらうため”と言っています。確かにこれらの取組
みは、様々なニュースメディアやキュレーションサービスで取り上げられま
した。
おまけ:もちろん、真面目なものも動画にアップ
超感動!太陽面活動のハイライト動画
このように、身近に感じられず堅いイメージを持たれていた「NASA」は、
動画を使ってそのイメージを払拭させることに成功しました。
企業イメージのPR方法のひとつとして、参考になるかもしれませんね。