2023年12月6日~8日に東京ビッグサイトで開催された、RX Japan株式会社「第14回 コンテンツ東京」に足を運び見学してきました!
モバーシャルは動画コンテンツを扱っているので、コンテンツ活用周りの業界状況や最新の技術を把握できる本展示会は、毎回注目している展示会の1つです。
今回は、見学した中でも特に気になったブースを2つご紹介します。
展示会概要
コンテンツ東京は、「映像・CG制作展」」「先端デジタルテクノロジー展」「広告クリエイティブ・マーケティング EXPO」「ライセンシング ジャパン<キャラクター&ブランド 活用展>」「クリエイターEXPO」の、5つの専門見本市から構成され、コンテンツビジネスを支えるあらゆる要素の企業が出展した大規模国際総合展です。
今回の開催結果としては、263社出店来場者数は3日間合計で18,138名だったようです。前回6月の展示会も伺いましたが、今回は比較的に大きい枠のブースが多く、ブースを眺めるだけでも賑わい感を感じられました。
参照:コンテンツ東京公式YouTube「【2023年12月】コンテンツ東京 会期初日の様子」
注目の出店ブース
1:ウェアラブルモーションセンシング「MATOUS® MS」帝人フロンティア株式会社
大手化学メーカーの帝人フロンティア株式会社がブース内で紹介していたのは、「MATOUS® MS」という製品。ウェアラブルのモーションセンシングテクノロジーにより、モーションデータの取得と利活用を促進するデジタルテクノロジーです。
モーションキャプチャーを紹介している他ブースだと、ゲームやVtuber、映画など、エンターテイメント分野での活用が目立つのに比べ、帝人フロンティア社でのブースではスポーツや伝統芸能、リハビリテーションなど、より日常的な分野での活用が大きく紹介されていました。
この展示で注目したのは、伝統芸能、技能継承分野での活用です。常々、後継者不足と高齢化が叫ばれているこの分野、「MATOUS® MS」が問題解決の一助になる可能性があります。例えば、技能を持っている方が次の世代に伝えられない状況になっても、技自体をデジタル化でき、後世に映像資料として残すことができます。また、視聴する場所も選ばないため、伝統技能に対して興味のある方の学びに貢献できると感じました。
2:リズムプラットフォーム「RHYTHM PFM」株式会社アイシン
株式会社アイシンは “次世代の広告システム” リズムプラットフォーム「RHYTHM PFM」を紹介していました。
目的地やクルマの位置、道路の混雑状況等に合わせて、目的地に応じた周辺の施設やサービスをカーナビを通して音声広告を配信するシステム。バスガイドのような広告の出現により、嫌悪感を与えず移動中の顧客に的確にアプローチするマーケティングを行えます。視聴離脱しにく状況に持ち込めることに加え、運転中の気持ちを上げ自然に溶け込む広告は、企業も消費者も嬉しいサービスだと感じました。
現在は、サービス開始前とのことでしたが、「移動」に着目したマーケティングツールの新しい案として、今後注目したい広告システムです。
まとめ
今回は、RX Japan株式会社主催の「第14回 コンテンツ東京」に訪れた際に感じた、今後注目したいサービスをご紹介しました。別の展示会に伺った際にも、レポートしますので、お楽しみにお待ちください。
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