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2015.4.7

4月7日、鉄腕アトム誕生日記念!日本アニメの元祖は手塚治虫だった!?

 

atom

4月7日は、鉄腕アトムの誕生日。それを記念して、1963年に放映された

第一期の懐かし映像を紹介します。

 

作者である手塚治虫さんは、動画(アニメーション)と深い関わりがある

ことをご存知ですか?そちらも踏まえて、紹介したいと思います。

手塚治虫がいなければ、日本のアニメ文化は
存在していなかった!手塚氏と『動画』の密接な関係

マンガの神様とも呼ばれる手塚治虫。亡くなる60歳までマンガを書き続け

たことでも有名ですが、実は動画(アニメ)とも深い関わりがあるのです。

 

それは以下の通り。

・ディズニー映画の大ファン。これに影響を受けて、アニメーション制作に

目覚めた

・マンガはアニメを作るための資金稼ぎというほど、アニメ制作に力を注ぐ

・60年代にして、自身の事務所「手塚プロダクション」に『動画部』を設立

・絵の枚数を大幅に削減するリミテッドアニメの手法を編み出し、少人数で

の制作を実現

・『鉄腕アトム』は、日本初の本格的連続アニメ番組

・『ジャングル大帝』は日本初のカラーTVアニメ

 

その他にも、今では当たり前となっている“アシスタント制度”を作ったり、

音が無いときの「シーン」という擬音を発明したりしているそう。

鉄腕アトムにジャングル大帝!
懐かしの手塚アニメを見てみよう

動画と密接な関係があった手塚治虫氏。これらを踏まえた上で、楽しんでみて

ください。また、初期のオープニングには“歌詞がない”“セリフがない”な

ど今との違いも楽しめます。

 

《鉄腕アトム》

鉄腕アトム(1963)

こちらが日本で初めての連続アニメ番組となった『鉄腕アトム』。まだオープ

ニングに歌詞がありません。セリフも極めて少なく、今とは異なるスタンスで

すね。

鉄腕アトム(1980)

オープニングに、お馴染みの歌詞が付け加えられました。セリフや動きも、

今っぽくなってきましたね。

 

 

《ジャングル大帝》

ジャングル大帝(1965)

こちらは日本初のカラーTVアニメになった作品です。アトム同様、オープ

ニングにほとんど歌詞はありません。コーラスのみで形成されています。

 

ストーリーはナレーションが多く、独特の世界観です。63年のアトムが白

黒なのに対し、こちらは既にカラーになっています。

ジャングル大帝(1989)

こちらも80年代になるとオープニングに歌詞がつきます。昭和アニメの主

題歌っぽく、聞いてるだけで懐かしい気持ちになります。

 

 

《不思議なメルモ》

ふしぎなメルモ <リニューアル>

未だに根強いファンがいるこちらのアニメ。

オープニングの「メルモちゃん メルモちゃん♪」というフレーズが懐か

しいですね。

 

 

《リボンの騎士》

リボンの騎士

なんと、こちらもオープニングに歌詞が存在しません。なんとなくディズ

ニーっぽい要素を感じますね。

いかがでしたか。マンガのイメージが強い手塚治虫ですが、動画とも深い関わりがあったのですね。アトムの生誕と、彼の数々の栄光を胸に、今後も日本アニメが活躍することを願っています。

 

 


 

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