COMPANY モバーシャルブログ
2015.6.19

犬が広報&営業を担当!?日本も見習いたい、犬を用いた超ユニークなプロモーション事例

dog

犬をCMやプロモーションに起用するのは、今となっては当たり前。何度かご紹介

しているように、「3Bの法則」といって、美人(Beauty)/赤ちゃん(Baby)/

動物(Beast)を使うと目を引きやすく、好感を持たれやすいと言われています。

 

ところが昨今、動物(特に犬)を起用しすぎるあまり、飽きられはじめているのも

事実…。今後そのようなプロモーションをするときは、一工夫する必要がありそう

です。

 

今回は、海外で行われた犬を用いたユニークなプロモーションをご紹介します。

コロンビア:アパレルブランド「Hush Puppies」

バセットハウンドのロゴが目印のアパレルブランド「Hush Puppies」が行ったプ

ロモーション。コロンビアの某広場にて、“GPS Hush Puppies”と書かれた看板に

一頭のバセットハウンドが繋がれていました。人々がリードを手に取ると、犬はあ

る場所を目指して歩き始めます。

 

半信半疑で導かれるまま進んで行くと、辿り着いたのはHush Puppiesの実店舗だっ

たのです。犬に連れられて来店した方は割引をしてもらえたんだとか。犬自らが営業

担当になった、ユニークなプロモーションですね。

ロシア:携帯電話会社「mflve」

ロシアの携帯電話会社「mflve」が制作したプロモーション動画。犬が喋ったり芸を

披露するパターンは見飽きつつある昨今。

 

そこで同社が用いたのは、ストップモーション技術です。犬が自分で掘った穴に落ち

てしまったり、水の中を泳いだり、突然凍ってしまったり…

 

CGとは一味違った独特の動きが可愛さを一層引き立てています。

イギリス:アニマルシェルター「Battersea Dogs & Cat Home」

捨てられた犬や猫を保護するイギリスの団体「Battersea Dogs & Cat Home」が

行ったプロモーション。身寄りのない犬たちがいること、その子たちは飼い主を必

要としていることを訴えかけました。

 

街中にあるスクリーンの前を通りがかると、突然画面の中の犬が動きだし、吠えた

り見つめたりして感情を訴えてきます。思わず立ち止まる人々。すると

 

Batterseaには、あなたを探している犬がいます

 

というメッセージが映し出されます。

 

ボランティアで配布されたチラシにチップが埋め込まれており、チラシを手にした人

がスクリーンに近づくと反応する仕組みになっているそうです。

 

心に響くプロモーションですね。

メキシコ:ペットショップ「+KOTA」

メキシコの最大手ペットショップ「+KOTA」によるプロモーション。目的は、飼い

主に捨てられてしまった犬の存在を知らしめ、里親を募集すること。リードをつけて

街中を歩き回る犬たちですが、リードの先を見てみると、飼い主は不在。

 

まるで透明人間が散歩をしているかのよう。

不思議に思った人々が犬に近づき首輪に目をやると

 

ワタシを飼ってください。全ての犬は、飼い主を必要としているのです。

 

と書かれたプレートが吊るされていました。このプロモーションに多くの人々が心を

打たれ、2ヵ月間で221匹の犬が新たな飼い主に出会えたそうです。

※Vimeo内でのみ視聴可能です。

ただ犬を起用するだけでなく、人々の心に訴えかけるアイデアを追求したプロモーションをご覧頂きました。ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。


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