安価で気軽に泊まれることから「ゲストハウス」や「カプセルホテル」が国内外問わず大人気です。まずは二つについておさらいです。
《ゲストハウス》
アメニティサービスなどを省いた素泊まりの宿。「リビングなどの共同場所で他の旅行者と交流が出来る」「キッチン、トイレ、シャワールームなど共同で使用」「ドミトリー(相部屋)がある」などが特徴。
《カプセルホテル》
カプセル状の簡易ベッドを提供する宿泊施設。ビジネスホテルと同様に都市の繁華街に多く立地しており、サウナ店に併設されるケースも多い。
ゲストハウスは、海外ではバックパッカーが使う宿として知られていることから、もともと外国人利用者は多かったようです。ところが、最近はカプセルホテルを利用する外国人も増えているんだとか。
それぞれのプロモーション動画を見ながら、人気の理由を探ってみましょう。
ここでしか味わえない時間。
全てに温かみを感じる「ゲストハウス」
◆ゲストハウスのいいところ
見ず知らずの人と交流ができる
和室や囲炉裏など日本らしさがある
《東京都》
Guest House toco.
Nui.
《神奈川県》
鎌倉ゲストハウス
《長野県》
梢乃雪
《愛媛県》
ゲストハウスじょじょに
人の温かさ、日本の美しさがうまく表現されています。さらに安いとくれば、外国人に人気が出るのもわかります。
やっぱり一人がいい。
狭いからこそ逆に落ち着く「カプセルホテル」
◆カプセルホテルのいいところ
プライベート空間が保たれる
秘密基地のような高揚感を味わえる
《京都府/千葉県成田》
カプセルホテル 9h
《福岡県》
ウェルキャビン中州
従来のイメージとは大きく異なり、オシャレでキレイなホテルが増えています。サウナやレストランが併設されているのも嬉しいポイントですね。
海外に「カプセルホテル」を広めたのはWeb動画だった!?
カプセルホテルが日本に誕生したのは1970年のこと。およそ40年も前からあるのに、なぜ今になって人気が出たのでしょうか。
その理由のひとつに「Web動画の普及」があげられます。先ほどご紹介した『カプセルホテル 9h』の動画が海外で話題になったのです。SF世界のような見た目と、ホテルとは思えない狭さが外国人にとっては衝撃だったようで、
「オーマイガッ・・・なんて奇妙なホテルなんだ!」
「これ見てさらに日本に行きたくなってしまった」
「こんな場所に泊まったら絶対に思い出に残るよね」
など驚きと感動の声が寄せられました。今では外国人の新たな観光スポットとして、カプセルホテルを目当てに日本を訪れる外国人も多いんだとか。
安定して外国人利用者を保ち続けるゲストハウスと、日本特有の文化を強みにどんどん進化を遂げるカプセルホテル。今後の行方が気になりますね。
■ 関連記事
●憧れの鎌倉・葉山にショートステイ!
絶対移住したくなる、反則すぎる動画
●新郎も積極的に!?海辺や古民家など、
一風変わった結婚式動画がワクワクする