世界のさまざまな「奇妙」を撮り続ける、フォトグラファーの佐藤健寿(けんじ)さん。彼が撮影・監修をつとめた写真集『奇界遺産』は異例の大ヒットを遂げ、チェルノブイリ原子力発電所や世界で唯一洞窟の中にある村など、ほとんどの人が足を踏み入れない場所ばかりが収められています。最近では、『タモリ倶楽部』や『クレイジー・ジャーニー』などテレビ番組にも出演し、ますます注目を集めています。
今回は、佐藤さんが自分の手で撮影した珍奇な場所や建造物の動画を一挙大公開。
まずは、佐藤健寿さんについて詳しくなろう
佐藤健寿(けんじ)さんは、日本のフォトグラファー。武蔵野美術大学を卒業後、単身渡米しています。2003年5月よりウェブサイト「X51.ORG」を開始。同年「Blog of the Year!」大賞ほか、様々なウェブアワードを受賞し注目を集めました。ウェブでの活動を進める一方で、UFOやUMA、また世界各地の奇妙なもの・人・場所を追って現地取材を続けています。
代表作は『奇界遺産』『奇界遺産2』『空飛ぶ円盤が墜落した町へ』『ヒマラヤに雪男を探す』など。
たとえば、こんな写真を撮っています。
ブルガリア共産党ホール
低身長の人々が集まるテーマパーク「小矮人王国」
持参のドローンで撮影!写真とは違った迫力がある動画集
佐藤さんは自身のInstagramに、持参のドローンで撮影した「動画」も公開しています。写真とは違った迫力があり、テレビでもなかなか見られない映像が盛りだくさんです。
ブルガリア共産党ホール(外観)
「ブルガリア共産党ホール」は、かつてソ連の衛星国であったブルガリアを主導した共産党の集会所。外観は巨大なUFOのようで、内部には共産党を表すマークが所々に刻まれています。
ちなみに、内部はこんな感じです。
(出典:『奇界遺産』Facebook公式 https://www.facebook.com/x51kikai/photos/
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上空から撮影した北極圏周辺
こちらは、ドローンを使って上空200mから北極圏周辺を撮影したもの。自然の美しさの中に恐怖も垣間みれるような、不思議な感覚に陥ります。
ブラジル北部サンルイスのサンジョアン祭(6月祭)
サンジョアン祭(6月祭)は、もともとヨーロッパで始まったカトリックのお祭り。ブラジルはポルトガル領だったため、その影響を大きく受けているそうです。街をあげて大規模に行われ、一部ではカーニバルもよりも賑わうんだとか。
いかがでしたか。佐藤さんが撮影する写真の素晴らしさは言うまでもありませんが、動画と組み合わせることで臨場感がアップする気がします。まだまだFacebookやInstagramに動画が公開されていますので気になる方はぜひチェックしてみてください。
『奇界遺産』Facebook
https://www.facebook.com/x51kikai
『佐藤健寿』Instagram
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