いま話題の「360度動画」をご存知でしょうか。その名の通り、360度全方位の動画を撮影できちゃう画期的な撮影スタイルです。コンサートやイベントなど、今まで以上に臨場感のある動画を撮影できるとして話題を呼んでいます。
さらに、2015年にYouTubeへの360度動画のアップロードが可能になったこともあり、“今最も注目されている撮影方法”といっても過言ではないでしょう。
今回は『360度動画』についてご紹介します!
こんな映像が撮れる!360度動画を見てみよう
YouTubeへのアップロードが可能になってから、既にアーティストの『ビョーク』や『コカ・コーラ』が360動画を公開しています。どんな風に見えるのか、実際に見てみましょう。
ビョーク『stonemilker』
左上の“矢印”を見たい方向にクリックしてみてください。試しに“右(>)”をクリックしてみましょう。すると・・・
(出典:björk: stonemilker (360 degree virtual reality))
このように、全体の背景が見えるようになります。時間は同じ「0:24」ですが、ひとつのアングルではなく360度見渡せるというわけです。
(出典:björk: stonemilker (360 degree virtual reality))
これを踏まえて、動画を見てみましょう。
コカ・コーラ(メキシコ)
つづいて、『コカ・コーラ(メキシコ)』の360度広告動画です。今度は“左(<)”をクリックしてみましょう。人がいるのは正面だけだと思いきや・・・
(出典:360° Celebra con nosotros en el “Tour de la Botella Coca-Cola”)
後ろにもこんなにたくさんの人がいました。見ているだけで楽しいですね。
(出典:360° Celebra con nosotros en el “Tour de la Botella Coca-Cola”)
これを踏まえて動画を見てみてください。
既に効果が出ている!
従来よりビュースルーレートが36%高くなった
『Google』によれば、コカ・コーラが公開した360度広告動画において既に効果が出ているそうです。
(以下引用)
「例えばCoca-colaがボトルデザイン100周年記念に公開した360度動画広告(記事末に転載)は、標準的なインストリーム動画広告よりビュースルーレートが36%高かったとしている。」
(引用:『ITmedia』http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1507/23/news077.html)
今後、活用する企業はますます増えていくと思います。
YouTubeに対応しているカメラは4種類
現在YouTubeへのアップロードに対応しているカメラは4種類(近日対応予定の機種を含む)。
・『Ricoh』 Theta
・『Kodak』 SP360
・『Giroptic』 360cam
・『IC Real Tech』 Allie
アップロードの方法は、YouTubeが公開しているページをご参照ください。
https://support.google.com/youtube/answer/6178631?hl=ja
(おまけ)プライベートではこんな使い方ができる!
企業はもちろん、プライベートではこんな使い方ができます。アイデアひとつで再生回数アップを狙えそうですね。
オフィスでかくれんぼ
その場にいなくても、動画だけで「かくれんぼ」ができちゃいます。
雪祭り2015
雪祭りの様子を360度見渡すことができます。臨場感たっぷりですね。