COMPANY モバーシャルブログ
2014.12.14

Web上の大手化粧品メーカーCMに学ぶ動画マーケティング

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TVを追い越す勢いでインターネット動画が急成長している現代においては、動画を広告媒体として利用することはかなり有効な手段と言えます。しかしただ単にCM動画を1本作成しアピールするだけでは、その効果には限界があるかも知れません。

 

より効率的に広告効果を上げたい場合、具体的にはどのような戦略でどういった動画を制作し、展開していけば良いのでしょうか。ここでは大手化粧品メーカーの手法を例に挙げ紹介していきます。

DHC公式のオリジナルアニメ「タマ川ヨシ子(猫)第1話:公園とカツオ」

大手企業であるDHCですが、この動画は化粧品とは関係がなく、誰でも気軽に見れるような親しみやすい内容になっていま。まず視聴者を集めるという目的においてこういった動画は有効です。

資生堂制作の本格派ムービー「スノービューティー」本篇

短編映画とも言えるほどクオリティの高い動画です。ストーリーがしっかりとしていて、じわじわと心に響くような内容で、しかも映像がとても美しいです。化粧品は登場しませんが、企業名と共に何となく記憶に残る作品です。

ドクターシーラボのお役立ち動画「正しい洗顔、マスターしましょう♪美肌へ導く泡洗顔!」

この動画の場合は、洗顔料の正しい使用法をレクチャーすることで、不特定多数の視聴者ではなく、より自社商品に興味を持ちそうなターゲットの関心を集めることを目的としています。こういった動画に興味を持った視聴者の中から顧客が生まれる、ということですね。

ロート製薬の化粧品CM動画 極潤「うるおいは心にも届く」篇

元AKB48のセンターを務めていた前田敦子さんを登場させることで多くの注目を集めているCM動画です。最後に自社商品を紹介していますが、さりげない感じで自然にスッと入ってきます。

花王”プリマヴィスタ”のCM動画「下地で差がつく!/化粧のり実感。−5才肌。」

誰もが知っているような有名女優を起用し、商品の宣伝にポイントを絞った動画CMです。当然ながらTVでは化粧品に興味のない男性も見ているわけですが、Web上ならば「化粧品」といったキーワードで検索し訪れる視聴者も多いので、高い広告効果を期待できます。

三位一体の動画マーケティング戦略

基本的な動画マーケティングの手法としては、まず注目されやすい動画で多くの視聴者を集め、次に自社商品と結びつけつつも興味を引くような動画で商品をさりげなく提案、そして商品の魅力や使い方などを説明するピンポイント動画で顧客獲得を狙います。

 

チャンネルを運営し、これらをセットでアピールしていくことで顧客獲得につなげていくわけですね。単体では効果が薄いとしても、この動画からこの動画へ、というように流れをイメージし作り上げることで戦略として成功に繋がっていきます。

 

まずは上記のような動画を投稿している大手化粧品メーカーのチャンネルを参考に、youtubeなどを利用した動画マーケティングを検討してみてはいかがでしょうか?