デジタルサイネージとは、デジタルの表示・通信技術を活用した新たなメディア媒体で、現在は主にビルの壁面や多種多様な商業施設の平面ディスプレイ、プロジェクタなどで運用されています。USBメモリやSDメモリーカードを使い簡単に表示内容を変更できるので、紙媒体のポスターと違い貼り替えの手間もなく、さらにネットワーク対応型であればリアルタイムでの情報発信も可能です。
また、静止画だけでなく動画を発信できるというのも1つのメリットと言えるでしょう。街頭でより人目を引くことができますし、内容によっては動画のほうが適確に伝わりやすい場合もあります。
サイネージは欧米では既に一般化されていますが、日本国内でも徐々に広がりを見せているようです。
「渋谷ヒカリエ アーバンコア」のお洒落なデジタルサイネージ
スタイリッシュな空間を、彩り豊かなデジタルサイネージがより引き立てています!大人っぽいムードもあり、ここに訪れるのが楽しくなってしまいそうです。
Cancam:大江戸線六本木駅の爽やかに可愛いデジタルサイネージ
広告媒体として使用している例です。画面内の人物が風に反応し動画として動き出します。ただの静止画だと思って油断していると、これは驚くかも知れませんね!
テーブル画面を自在に操作?近未来風のデジタルサイネージ
テーブル型のデジタルサイネージ。タッチパネルにもなっていて、様々な操作ができるようです。まるで近未来のSFのようです!
トイレに設置する新発想のゲーム型デジタルサイネージ
SEGAの開発した、遊び心のあるデジタルサイネージの紹介動画です。ちょっとしたアーケードゲームのようですね!
未来のデジタルサイネージの利用法とは?
サイネージがさらに一般化した未来の街での暮らしを再現しているわかりやすい動画アニメーションです!一般的な日常生活にデジタルサイネージが上手く溶け込み、暮らしがより便利に面白くなっています。
汎用性の高いデジタルサイネージ
店舗に彩りを加えたり、動画広告として運用したり、タッチパネルを適用して操作を可能にしたりと、様々な使い方ができるのがデジタルサイネージの大きな魅力です。
さらに現在では、顔認識技術を用い、視聴する対象の性別や年齢を瞬時に判断しその人に合った内容の映像を表示できるタイプも普及し始めているようです。こういったシステムはターゲットに関連のある広告を表示できるので、広告として使用する場合もその高い効果も期待できます。
また、デジタルサイネージを自動販売機に応用している例も既にあります。ジュースの画像にタッチすることで反応し購入できるのですが、アニメーションなど見た目にも面白く、普通の自動販売機と比べて華やかさがあります。
1つの画面で複数の画像・動画などを表示でき、尚且つ様々な場所に設置可能なデジタルサイネージは、今後も大きく市場価値が高まっていくメディアであると言えるでしょう。