横浜市戸塚にある、知る人ぞ知るバー「CAR BAR」。その名の通り大型の「車」を利用した移動型のバーで、夜になると決まった駐車場に出現。極々ふつうのトラックが、たった15分で、ものの見事に本格バーへと早変わりします。
こじんまりとしたスペースに効率よく200本以上のお酒が並び、ビールやウイスキー、カクテルなど多種多様のお酒を提供。店舗をかまえるよりコストを削減できるためか、お酒の値段は格安で、ビールは1杯400円、シェイカーを使った本格的なカクテルも600円程度 と破格の値段。7名ほどで一杯になるカウンターは、マスターや隣客との距離も近く、いつも温かい会話が飛び交っています。
(出典:でじたけ日記 http://ameblo.jp/digitake/entry-11576365377.html)
そんなCAR BARですが、実はこのスタイルで7年間もつづいているそうで、人気の高さが伺えます。移動販売車という斬新なスタイルや、安価で本格的なお酒を飲めること。これらは口コミを通して広まった可能性もありますが、『動画の使い方が上手』というのも人気になった理由のひとつかもしれません。
個人経営でひっそりやっているお店ですが、手作りのプロモーション動画を公開しています。今回はその動画と、ニッチな店こそ動画を使った方がいい理由をご紹介。
それでは、早速CAR BARのプロモーション動画をご覧ください。
CAR BARのPVには、
「伝えるべき情報」が全てふくまれている!
CAR BARの動画には、店舗を紹介する上で重要な要素が全てふくまれています。冒頭の常連客のインタビューは「レビュー」的な役割をしていて、マスターは銀座で5年間バーをやっていた凄腕であること、駅から10分もかからない場所にあること、更にはお店の地図まで「行きたくなる情報」をさらっと紹介しています。
そして、少し動画の雰囲気が変わり店内の紹介へ。ここではできる限りお店の様子が伝わるよう、さまざまな角度から見たお店の様子を公開しています。色んな動画を見ることで瞬時にイメージをつかむことができます。
つまり、CAR BARの動画が上手な理由は2つ!
・常連客のインタビューが「レビュー」代わりになり、お店の“売り”を紹介している
・営業風景を色んな角度から公開することで、店の雰囲気を伝えている
ニッチなお店は、一見(いちげん)にとってはハードルが高いもの。いくらブログや看板に「一見歓迎!」と書いてあっても、雰囲気を見ない限り一歩踏み出す勇気は出ません。そんな時は、CAR BARのように動画を使ってお店の雰囲気を伝えてあげれば、「これなら私も行けるかも」と安心感を与えることができるのです。
ニッチになお店ほど『動画』を活用した方がいいのかもしれませんね。
最近はスマートフォンの性能も上がっています。工夫次第では、お金をかけなくても集客につながる動画を作成できるはず。今回ご紹介したCAR BARを参考にしてみてはいかがでしょうか。
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