社会人になれば誰でも着る?
若者の何々離れというニュースはよく見かけますが、ついに「若者のスーツ離れが深刻」というニュースも出回るようになりました。仕事や冠婚葬祭などのフォーマルなシーンに合わせて着るスーツですが、なぜ若年層の方々はスーツを着用しなくなってしまったのでしょうか。理由としてはスーツの値段が高すぎることが考えられます。仕立ての良いスーツともなれば十万円を超えることもある世界です。ただでさえ生活が苦しく、稼いだお金の使い道を選んでいかなければ将来危険だと分かっているにも関わらず、スーツにそれほどの資金を投資する必要性はあるのか、これが大多数の思考回路です。それならば半分は貯蓄して、もう半分は他の物を購入するために使った方が良い、と考えているわけです。営業の仕事などで外見に気を使わなければならないならばまだしも、仕事にも使用しないのであれば、せいぜいスーツを着なければならないのは冠婚葬祭くらいもので、この数回のために大枚をはたく必要はないのではと考えられるのです。社会人ならば1着は持っていてもおかしくはありませんが、普段から誰でも着るわけではありません。
外見で印象も大きく変化
人は中身も大切ですが、それと同じくらい外見も重要です。お話をする前には、外見しか判断要素が無いわけですから当然のことです。外見が良くても中身がダメ、これと同程度に中身が良くても外見がダメではいけないのです。スーツはフォーマルなシーンで着用されるため、多くの人に見られることになりますのでより気を遣って着るべきです。不潔さの残る外見ならばお話をする相手も多少身構えることになりますので、仕事が成功するかどうかに直結してきます。営業の仕事をしている人は特にスーツの仕立てや外見、着こなしに注意が必要となります。
スーツはどう選べば良い?
スーツを選ぶ際には、身体にピッタリと合うように仕立ててもらう必要があります。適当に選んでしまうと失敗してしまいがちですので、必ず店員さんに採寸してもらい、身体に合った物を選んでもらうようにしましょう。選び方は動画にもアップされています。これらの動画を参考にしてみましょう。
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スーツ着用のルール
スーツを着る際には、周囲の人に不快感を与えないような身だしなみであることが基本的なルールとなります。清潔感があり、派手すぎず、サイズもピッタリなもので小物などの組み合わせもバランス良く選ぶことが必要となります。髪型や髭もスーツを着る際には充分に注意する必要があり、短髪でフケが無い髪、そして髭は基本的に剃っておくのが無難です。マナーとして気にかけておきたいのは、スーツのボタンのとめ方です。スーツのボタンは一番下のボタンは外しておくのがマナーです。細かな部分ではありますが、こういった部分にも気を配る必要がある、それがスーツです。堅苦しいのは嫌いな方でも、スーツを着用する以上は型にはまらなければなりません。