携帯の人気シリーズCMの魅力

携帯電話のCMにはユニークなストーリー性を持たせたものが増えてきました。知られているのは白戸家の白い犬のCMですね。ソフトバンクの携帯のCMで現在でもシリーズが続いています。さらに現在ではauの携帯電話の「三太郎」シリーズも人気です。人気の携帯電話のCMを紹介しましょう。

au「三太郎」シリーズ

三太郎とは松田翔太さん演じる桃太郎、桐谷健太さん演じる浦島太郎、濱田岳さんが演じる金太郎です。それぞれ昔話の役割を担っていますが、性格は個性的。仲良しの三人組で暮らしていましたが、そこにいろいろな人間関係が加わっていきます。

ビデオパス「月との交信」篇

奥さんになった有村架純さん演じるかぐや姫と三太郎で月を見ていると、何やら見えるとみんなが言い合います。映画、ドラマ、アニメ、などいろいろ見られるビデオパスのCMなのですが、最後はかぐや姫の「んなわけあるかい」というオチで終わります。

夏ラインナップ「乙姫登場」篇

かぐや姫のお姉さんで乙姫役には菜々緒さんが。三太郎が竜宮城に行くというCMで乙姫が登場します。金太郎が玉手箱を触ろうとすると、鬼の形相で怒る乙姫のキャラクターは、なかなか個性がありユニークです。

夏ラインナップ「ビーチフラッグ」篇

三太郎でビーチフラッグをすることになり海辺で始まったのですが、最初は亀と一緒に遊んでいた浦島太郎がものすごい速さで、フラッグを通り越して走っていく、というCM。通信速度の速さを伝えるCMでした。

さらに鬼役として菅田将暉さんが加わり、さらに話の幅が広がりそうです。

ワイモバイル「ふてニャン」シリーズ

ちょっと太めの赤トラと白の猫が主役のワイモバイルの携帯のCMです。オジサン猫のキャラクターが笑える、ほっこりするCMです。

「ふてニャン　ネコ鍋」篇

たくさんの子猫が登場する、かわいいCM。鍋に入っている子猫は通話料、パケット代などすべてコミの料金、ということを伝えるCM。最後のふてニャンの「子だくさんです」の一言がかわいいです。

「ふてニャン　マッサージ（ネコ整体師）」篇

「モミモミ」「コミコミ」「あ～そこそこっ」と猫にマッサージをしてもらい、気持ちよさそうなふてニャン。通話料も込みでこの値段、という内容のCM。猫のしっぽがぴくぴくしているのがおもしろいですよ。

「ふてニャン　ガラケー回収車」篇

ふてニャンが軽トラックを運転しています。ガラケーを回収しているのですが、手がハンドルについていて、本当に運転をしている姿に見えるのが不思議。運転している表情に見えるのもさすがです。

ふてぶてしい猫が上から見下ろす態度で、世の中の携帯にアンチテーゼを唱えるというのは最初の企画だったようです。撮影では決め込まず、猫の動きに合わせて内容を作ったりしていることもあるとか。自然を相手にした撮影のメリットとも言えますね。ふてぶてしい猫は人気を浴び、写真集は完売するほどの人気。さまざまなバージョンのCMはどれもおおしろく、今後のCMも楽しみです。