コマーシャルがテレビから日々流されていますが、テレビはせいぜい30秒、通常だと15秒のショートバージョンで放送されています。そこでそれとは別個でロングバージョンの、ショートストーリー物のコマーシャルも自社のホームページや動画サイトの公式チャンネルなどで配信しています。その中でも最近注目を集めているのが、スバルのショートフィルムシリーズと呼ばれる作品です。SUBARU On-TubeというYouTubeの公式チャンネルで視聴できます。スバル車を中心として、周りを取り巻く人たちの人間模様を題材にしたショートストーリーです。
ここでいくつか作品を紹介しますが、いずれも感動的なショートストーリー作品に仕上がっています。仕事の合間を縫って動画鑑賞し、ほっこりとした気分になってみませんか?
SUBARU 限定CM 遺伝子ショートフィルム篇
こちらの動画は、自動車が好きな父親とその息子の関係について描いたショートストーリー作品となっています。息子は成長するに従い、父親を反抗期などで拒絶することもあるかもしれません。そのようなギクシャクした親子の関係性も自動車の好きな父親とそのDNAを引きついだ息子の自動車に対する興味が、修復してくれる作品となっています。
父親は初代レガシィセダンRS、息子はWRブルーマイカのBRZ Sを愛車にしているところも車種は違うものの似たようなデザインのものに乗っている所も、簡単には表現できない親子の特殊な絆を実感させてくれます。
SUBARU 限定CM 父の足音ショートフィルム篇
こちらの作品は父親の自動車のエンジン音を聞き、リビングから自分の部屋に慌てるようにして向かう息子の姿が描かれています。子どものころから、このエンジン音をずっと聞いていました。大学入学をきっかけにして、実家を出て一人暮らしをするようになった息子は、実家で聞いていた父親のエンジン音を耳にします。それまでは嫌で仕方のなかったそのエンジン音に父親の姿を重ねあわせる息子、久しぶりに帰省した時あのエンジン音が聞こえると思わず微笑んでしまう模様が収録されています。
そして自分も父親の愛したスバルの自動車を好むようになっていく、こちらも親子のきずなをうまく描いたショートストーリーに仕上がっています。
SUBARU 限定CM 将来の夢ショートフィルム篇
娘は子供のころ、ドライブに行くときに父にさりげない心遣いをするのに憧れて、いずれ自分も母親のようになりたいと思うようになります。そして自分が実際に母親になった時、ドライブをした時に旦那さんに対してちょっとした気遣いをする模様が描かれた動画です。
何気ない心遣いにも、実は深い意味の隠されていることがよく伝わってくる動画といえます。