ゲームの種類にはシューティングゲーム、アクションゲーム、アドベンチャーゲーム、ロールプレイングゲーム、パズルゲーム、シミュレーションゲーム、さらにいくつかの要素が入っている複合型など、さまざまなものがあります。それらの内容によって、映像が音楽も異なりますね。中でも特に美しい映像と音楽を持つゲームを集めてみました。
ワンダと巨像
ワンダという青年が、魂をなくした少女をよみがえらせるために、「古えの地」に向かいます。そこには16体の巨像がいて、それを倒すことができれば、少女の魂は甦るというのです。ワンダは剣と弓、愛馬のアグロと共に戦います。シンプルな内容ですが、映像が見事で迫力とせつなさを感じさせるゲームです。BGMも効果的で、感情を揺さぶられます。Best Game of The Yearを受賞しているゲームです。
Flowery(フラワリー)
http://www.jp.playstation.com/scej/title/flowery/
プレイヤーは1枚の花弁となります。ステージを花弁となって飛び回り、花のつぼみに触れることで花を咲かせ、一定の条件を満たすことでステージクリアになります。時間などの設定がなく、自由に飛び回ることができます。草原の中を飛び回る癒される感覚のゲームです。時間に制限がないので、のんびり、ゆったりと映像を楽しみながらできるのが魅力です。ノルマもないのでストレスを感じることなくできる癒しのゲームと言われています。映像はあたたかく、優しいです。枯草が命をもらい、よみがえるシーンはとても美しく印象的です。
風ノ旅ビト
広大な砂漠において、プレイヤーは旅ビトとなり、さまざまな謎を解きながら進行していきます。ゲーム中の音声や文章などが一切なく、物語の解釈はプレイヤー自身がしていきます。音声や文字がなく、美しい映像と演出だけで進んでいく個性的なゲームです。新鮮な感覚のゲームなので、一度試してみるといいですよ。
大神
100年前、イザナギによって封印されたヤマタノオロチ。その際にサポートをした白狼・白野威は村の守り神として祀られていました。しかし、オロチを封印していた宝剣が何者かに盗まれオロチが復活してしまいます。しかし、アマテラスが復活し、激しい戦いが繰り広げられます。和の雰囲気が心を和ませてくれるゲームです。映像も日本画のように美しく、ストーリーも感動的。文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門大賞を受賞しているゲームでもあります。キャラクターも魅力的で美しい音楽、景色を楽しみながらゲームをすることができます。
rain
ある日、少年は雨の中に透明な少女を見つけます。その少女は怪物に追われていて、少年は少女を追いかけ不思議な場所へと迷い込んでしまいます。雨が降り、誰もいない世界で、自分も姿がないことに気づきます。少女と一緒に現れる怪物が逃げ、自分が透明であることを利用して先に進みます。プレイヤーは雨の中でのみ、少年の姿を確認できます。隠れたり、あえて見つかったりしながら進んでいくのですが、不思議で幻想的な雰囲気が新鮮です。映像はまるで美術館の絵のようで、ピアノの「月の光」が効果的に入ってきて、心が洗われるようです。