COMPANY モバーシャルブログ
2015.5.26

ターゲットはどうなる?実銃を販売するglock社のドキドキCM

handgun

日本では銃の携行は厳しく制限されていますが、欧米の一部の国では銃の所持が認められています。そのため、銃器メーカーのCMで一般市民が銃を携行しているところからストーリーが展開するCMも存在しています。今や拳銃製造メーカーとして大きな支持を得ているオーストリアのglock社では、その優れた性能を持つ銃製品のアピールとして、一般のさまざまな方が銃を携行することから繰り広げられるCMを制作しています。

 

日本ではなかなかお目にかかることができない銃のCMは新鮮ですが、今回はその中で銃を向けられたターゲットがどのようになるか気になるCMをピックアップします。それぞれのCM展開から、glock社の銃の信頼度がわかる構成になっています。

1人暮らしの女性に近寄る影


「GLOCK and Gunny – Wrong Girl」と題されたこのCM動画では、1人暮らしの女性が帰宅したところを男性が狙っているところから始まります。男性が女性のドアをノックし、女性がドアを開けたところに侵入しようという魂胆と思われます。何度かノックの音が続いて、ガチャガチャとドアノブが開けられようとしているのを怪訝に感じた女性は自室の奥へ行き、貴重品が入った金庫からあるものを取り出します。これがglock社の銃です。

 

女性はドアの正面で銃を構え、いよいよ男性がドアを開けて侵入したとたんにターゲットとなり、銃と対峙するわけです。そして、実際に銃弾が発砲されたわけでもないのに、ターゲットとして銃口を向けられた男性はそのまま気絶してしまうのです。そしてその間にあえなく御用となるというオチとなっています。

コンビニを狙う強盗の末路とは


こちらの動画は「GLOCK and Gunny – Wrong Convenience Store」と題し、平和なコンビニに刃物を持った強盗犯が突撃してくるところから動画がスタートします。強盗犯は大きな刃物をレジの店員に向けて脅しますが、店員の対処は冷静でした。カウンターの下にあるボタンを押すと、そこから銃が出てきます。その銃を強盗犯に向けた瞬間、尻込みして逃げようとしますが、このコンビニにはそのほかにも仕掛けがあります。

 

店員がカウンターの下にある別のボタンを押すと、勢いよく逃げようとしていた強盗犯はドアに見事にぶつかって倒れてしまいます。そのボタンは、入口のドアに瞬時にオートロックをかけてしまうボタンだったのです。銃を仕込んでいるだけではなくさまざまな仕掛けで用意周到なコンビニの前には、強盗犯もかなわなかったという展開です。

レストランに入った強盗、そこにいた客全員が実は…


最後の動画は「GLOCK ‘Wrong Diner’」というタイトルで、舞台はレストランとなっています。レストランの前に止まった車の中で強盗の機会をうかがっている犯人は、覆面をかぶって準備をしてからレストランに勢いよく押し入ります。店員も驚いてコーヒーのデカンタを落としてしまい、店内は大混乱になるかという緊迫した場面ですが、カウンターの奥では別の店員が全く動じずドリンクの準備をしています。そして、強盗犯が一瞬よろめいた隙に店内にいた客全員が立ち上がり、強盗犯をターゲットにして一斉に銃を構えます。多勢に無勢となった強盗犯は、あっさりと捕まってしまうというオチです。ドリンクを準備していた店員が落ち着いていたのは、その展開を知っていたからなのです。

 

glock社のCMの中でも、今回ご紹介した3本の動画はいずれもユニークで、ここでターゲットに向けられる銃がすべてglock社のものであることにより、他の追随を許さない威力を知っているターゲットが怖気づくという展開が共通しています。それほど、同社の銃の性能は周知されているということなのです。