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今高校生で青春まっただ中の方も、過去に高校生だった自分に青春の思いを馳せる方も、CMでフレッシュな高校生の姿を見ると胸がときめくものです。高校生の時間は一瞬で、それだけにこの年代だからこそ持つはじける若さには魅力を感じるのでしょう。そんな高校生を主役にしたCMにもたくさんあり、みずみずしい高校生の青春がそれぞれの形で描かれています。今回は、高校生を主役にしたCMを4本紹介します。
女子高生だけの教室、実は…
資生堂のコスメシリーズのCMで今回紹介しているものはとある女子高の映像から始まります。女性の教師が教室のドアを開けると、そこには女子高生たちが。しかし、その映像からそれぞれの女子高生のメイクの手順が逆再生されていくと、そこに現れたのは男子高生。そして教室はすべて男子高生のみになってしまうのです。さらに、最初に映像に出てきた女性教師も実は男性だったというオチで、資生堂のコスメはどんな人でも可愛くできるということをアピールしています。
あの美人姉妹が男子校に登場！
大塚食品から発売されている炭酸飲料「マッチ」は、爽やかな飲み口でフレッシュな青春のイメージを重ね合わせたCMが多く制作されています。その中で、女優の広瀬アリスさんと広瀬すずさん姉妹を起用したCMシリーズの発表会の様子が今回紹介している動画です。この動画では、広瀬さん姉妹が男子校にサプライズで登場し、男子高生の告白に対してアリかナシ化を判定する企画や、広瀬さんしまう胃へのインタビューが収められています。
女子高生が忍者のごとく街を駆けまわる
最初は女子高生同士の教室での追いかけっこから始まりますが、それが教室を飛び出し、建物から建物へ飛び移ったり、路地裏に駆け込んだりなど縦横無尽に街中を飛び回って壮大な追いかけっこバトルになるのがこの動画です。華麗に回転したり高いところから飛び降りたり、その身軽さは忍者そのもの。動画の中盤ではまきびしや煙玉なども登場し、さらに忍者っぽく追っ手を巻いていきます。そして最後には普通の女子高生らしく笑い合うという構成になっています。この動画で驚異的な身のこなしを披露しているのは、現役高校生にしてプロキックボクサーの吉野楓香さんです。
IT企業の躍進と女子高生をリンク
スマートフォン向けのコンテンツ制作などを行っている愛知県のIT企業・エイチームのCM動画では、前に向かって走る女子高生をフィーチャーする構成が採られています。カメラをまっすぐに見据えて走り続ける女子高生の映像に、そのひたむきな姿と重なるモノローグが加えられ、挑戦し続ける企業の理念を表現しています。これからも新しいコンテンツ作りに貪欲に立ち向かい続ける企業のイメージを女子高生の将来性を重ね合わせているとも言えます。CMの構成としてはシンプルですが、将来への期待を膨らませることができるCMです。
高校生の爽やかさは、他の年代にはない貴重なものです。その限られた魅力を引き出し、CMのイメージをアップさせることは、企業や商品のイメージとしても前向きで明るいものとなります。青春を精一杯過ごしている高校生は、見ていてもすがすがしい印象を与え、視聴者の気持ちも素直にしてくれます。
