パチンコ、パチスロ業界の規模
2015年現在では、パチンコ店の軒数は12000軒にも上り、都会や地方に関係無く、日本国内どこへ行ってもお店を見つけることが可能です。これに対して競艇やオートレース、競馬などの公営ギャンブルの場合には会場自体が限られており、そのためパチンコやパチスロは最も手軽に楽しめるギャンブルと言えるでしょう。パチンコ、パチスロの規模は2003年の30兆円をピークに徐々に下がってきており、現在では18兆円程度まで低迷してきています。
若者のギャンブル離れとは言いますが、これは見方によっては健全であり、一方で見方によっては経済に少しばかりの影響を及ぼしていると言えなくもありません。必勝法さえ見つかれば誰もがギャンブルをすることになるでしょうが、それでも競技に興じる人口が減少してきているのは、見つけられない人、もしくは利益にはつながらないと結論付ける人が大多数を占めるからとも考えられます。
パチンコやパチスロに必勝法は存在する?
ギャンブルに合理的に勝とうとする姿勢は、実は以前から考えられています。非常に有名なのはブラックジャックの攻略法を考案した数学者、エドワード・オークリー・ソープです。彼は自らが考案した攻略法を実際にカジノで試し、その結果成功したことを発表しました。論文でも提出したため、彼の攻略法は瞬く間に世間へと知れ渡り、その対処法としてカジノ側はブラックジャックのルール自体を変更するようになりました。ここで重要なのは、ギャンブルのルールは店側が実権を握っているという点です。ブラックジャックの場合にはカジノが、パチンコやパチスロの場合には機器メーカーとお店が自在にルールを変更することができるため、もしも仮に必勝法が見つかったとしても即座に潰されてしまう、これが現実です。ですので、パチンコやパチスロなどでも、付きつめていけば必勝法は存在する可能性はあります。
しかしながら発見されると同時に必勝法を潰されてしまうルール変更が行われてしまう以上、恒久的に勝ち続けることは不可能である、と言わざるを得ません。
動画から学ぶ、ギャンブルの哲学
ギャンブルの格言 動画
いかがでしょうか。動画内から学べることも多いのではないでしょうか。動画から分かることは、皆さんの心の中にも響くのではないでしょうか。
勝ち続けることもある、負け続けることもある
ギャンブルの面白さは、勝つこともあれば負けることもあるという点です。負けが続く時も、勝ちが続く時もあります。これは確率の偏りと言えますが、それでは勝っている人はこの偏りを排除しきれているのか、という疑問が生まれます。ギャンブルで勝てる人とは、この目の偏りを見定めることができる人です。
勝ちが続くその一点を見定めて勝負をするようにしているからこそ、ギャンブルで勝つことが可能なのです。よく「流れ」と言いますが、これは目の偏りを意味していると考えれば良いでしょう。