COMPANY モバーシャルブログ
2015.6.21

動画で宣伝広告量が手に入る!?職業「YouTuber」は実現可能か

youtuber

夢の高額不労所得?ユーチューバーの仕事とその実態

真面目に働いてお金を稼ぐ人にとって、高額の不労所得は夢のようなお話だと思います。ですが、世の中には実際、不労所得で生活ができてしまう人もいます。しかも真面目に働くわけではなく、ただ自分の好きなことだけをして稼げてしまうわけですから、恨めしいことこの上ありません。

 

近年話題になっているユーチューバーとは、まさにこの「高額不労所得」を得ている存在です。主な仕事内容は、好きなことをして動画を大手動画サイトユーチューブに投稿するだけ、というもの。そんなに簡単にお金を稼げるならば誰もがやりたいと思うことでしょう。ですが、実際のところは動画の再生数が伸びない限り稼ぐことができませんので、そう簡単に数千万円単位のお金を稼げるというわけではありません。

HIKAKIN

レオンチャンネル

宣伝広告料と収入の関係

ユーチューバーが受取るお金は、宣伝広告料によって賄われています。企業からの宣伝広告料の内、ユーチューバーの収入として手元に入るのは10再生に付き1円程度になっています。単純計算をするならば、1万再生の動画を投稿できれば、やっとのことで1000円の収入となるわけです。動画の再生数が100万回を突破するような動画が投稿できれば、10万円の稼ぎになるわけですが、そもそも100万回も再生される動画を1つでも投稿することは非常に難しく、またこのような動画を何度も投稿できなければ、到底、職業「ユーチューバー」にはなれません。ユーチューバーとして成功するためには、いかに飽きられずに何度も高視聴回数動画を投稿できるかにかかっているのです。

「何をセールスポイントとするか」も重要

高視聴回数の動画を投稿し続けるためには、何をセールスポイントにするか、も非常に重要になります。例えば有名ユーチューバー「HIKAKIN」の場合には、笑えて面白い動画にすることがテーマと読み取れますし、「レオンチャンネル」の場合には最新の子供向けおもちゃを紹介することがテーマになっています。このように目的を一定に定め、動画投稿主やチャンネルのファンを形成していき、固定視聴者をいかに獲得するかが重要となります。

ほとんどの場合が失敗

ユーチューバーとして高額の不労所得を稼ぎ続けることは非常に困難です。大抵の場合、最初は誰にも知られていない状態からスタートするわけですので、視聴回数を増やしてくれる固定のファンを獲得していかなければなりません。そのためには自分を宣伝していく必要があり、この宣伝活動が大掛かりなものになればなる程、それを見たネット住民は遠ざかっていくというジレンマとの戦いにもなります。

 

さりげなく宣伝し、少しずつファンを獲得していき、且つ面白く注目される動画をアップロードし続ける。職業「ユーチューバー」になるためには多くのハードルを越えていかなければなりません。まずは正社員を続けながら、少しずつ動画を投稿していくことから始めていくところからスタートする必要がありそうです。