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2015.12.28

お寺と神社では参拝方法が違う!動画で学ぶ、正しい初詣の仕方

shrine

神仏に一年の無事を感謝し、今年一年の決意をつげる「初詣」。新たな年の始まりに欠かせない大事な儀式だからこそ、きちんとした作法で失礼のないようにお参りしたいですよね。神社とお寺では作法が違うって知っていましたか?そんな知識も交えながら、動画を使って正しい参拝方法をご紹介します。

お寺と神社、どちらがいいの?

結論からいえば、どちらでも良いそうです。お寺と神社が区別されるようになったのは明治以降の話。もともとは、仏(お寺)と神(神社)は同時に信仰されていました。信仰上の違いがない限り、どちらに参拝しても問題ないそうです。ただ、「作法」は異なるのできちんと学んでおきましょう。

門をくぐってから参拝するまで

お寺と神社では参拝方法が異なります。まずは、門(鳥居)のくぐり方と手水舎での身の清め方をご紹介します。

手水~身の清め方

柄杓を使って手と口を清めてから中に入りましょう。こちらはお寺も神社も作法は共通です。

 

1、右手で柄杓を持ち左手を洗う

2、左手に持ち替え右手を洗う

3、右手に持ち直し、左手で水を受けて口をすすぐ

4、柄杓を縦にして柄の部分を流す

5、もとの場所に柄杓を伏せて置く

 

詳しく動画で見てみましょう。

お寺~門のくぐり方~

山門の手前で軽く頭を下げてから中に入りましょう。参道は端を歩くようにしてください。

帰るときは門を出て振り返り、一礼しましょう。

神社~鳥居のくぐり方~

鳥居をくぐる際に一礼しましょう。このとき、端をくぐるようにしてください。鳥居の中央は神様の通り道なので、邪魔をしないようにしましょうね。

帰るときは鳥居を出て振り返り、一礼します。

参拝の作法

お参りは仏や神様に一年の無事を感謝し、今年一年の決意をつげるもの。正しい作法を身につけて、しっかり報告できるようにしておきましょうね。

 

■ お寺~参拝作法~

1、軽く頭を下げ、お賽銭を入れて鈴を鳴らす

2、胸の前で合掌して祈願する

3、軽く頭を下げる

拍手はしません

 

大変シンプルですね。

 

■ 神社~参拝作法~

1、軽く頭を下げ、鈴を23回鳴らして賽銭を入れる

2、「2度」深くお辞儀をする(二礼)

3、拍手を「2回」打つ(二拍手)

4、合掌して祈願する

5、深くお辞儀をする(一礼)

 

基本的には「二礼二拍一礼」と覚えておいてください。こちらは少々複雑なので、参拝の様子を動画で見てみましょう。