厚生労働省が発表している、日本人の死因順位の第一位はガン(悪性新生物)。年々医療技術は発達しているものの、未だに私たちに不安を与えつづけています。一年に一度は検査をしているから大丈夫だと思っている方も、検査をして数ヶ月後に患ってしまい次の検査のときには進行していることもあります。セルフチェックを常日頃行い、早期発見できるように心がけましょう。今回は、自宅でできるガンのセルフチェック「乳がん篇」を動画でご紹介します。
乳がんのセルフチェック
乳がんのチェックは目で見て確かめるものから触診まで、さまざまな方法があります。ひとつずつ見てみましょう。
チェックの頻度
頻度は月に一度、決まった日に行うようにしましょう。生理がはじまって一週間後(乳房のハリや痛みがなくなった頃)がいいそうです。閉経後は、毎月ご自身で日を決めて行うようにしてください。
「目で見る」チェック
乳がんを患っている場合、「乳首周辺の皮膚がへこんでいる・ひきつっている・ただれている」などの症状が現れます。小さな変化に気づくために毎日チェックする習慣をつけましょう。
やり方
・裸の状態で鏡の前に立ち、両手を下に下ろして体の力を抜きましょう。
・左右の乳房を見比べて大きさや形に違いがないかじっくり観察します。
・乳首周辺がへこんでいないか・ひきつっていないか・ただれていないか、充分にチェックしましょう
・次に、両手を上げた状態で同様のチェックをくり返します
両手を下げたときに見えるときと、上げたときに見える場合があるので必ず二つの状態でチェックするようにしてください。
「触診」チェック
乳がんは、他のガンに比べ触診で発見しやすいといわれています。乳房を触って「しこり」を感じられたときはすぐに病院へ行くようにしましょう。
やり方
・仰向けに寝て、畳んだバスタタオルなどを腰の下に入れ、反った状態になりましょう
・左手を頭の後ろにあて、右手を使って左の乳房をゆっくり触りましょう(外側から内側に向かって触ります)
・同様に右側のチェックをしましょう
※これは立ったままでもできますが、仰向けになった方がより見つけやすいそうです
詳しいチェック方法は動画をご覧になってみてください。とてもわかりやすいですよ。
早期発見が重要なガン。病院での定期検診は年に何度もできるものではありません。やり方を覚え、自宅でセルフチェックすることを心がけましょう。
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