世界各国に存在するテーブルマナー。日本では当たり前といわれている食べ方も、海外では失礼になってしまうことも。たとえば日本では片手で器を持って食べますが、お隣の韓国では器を持ってはいけません。
私たち日本人にとっては違和感がありますが、これもその国のマナー。郷に行けば郷にしたがえ!ということで、今回は世界各地のテーブルマナーをご紹介しましょう。
韓国のテーブルマナー
冒頭で少しご紹介しましたが、まずは「韓国」のテーブルマナーをご紹介しましょう。韓国でごはんを食べるときに注意したいポイントは以下の3つ。これさえ覚えておけば問題ありません。
1、器を手で持ってはいけない
2、料理は必ず左のお皿から食べる
3、食後は、箸を元にあった場所に戻しナプキンはキレイにたたむ
「1、器を手で持ってはいけない」は私たち日本人にとって抵抗があるかもしれません。しかし日本では器を持たずに食べるのが下品だと思われるように、韓国では器を持って食べると品がないと思われてしまいますので注意しましょう。
中国のテーブルマナー
次に、中国でのテーブルマナーです。アラカルトの場合、回るテーブルの場合にわけてポイントをご紹介しましょう。
アラカルト
1、「材料」に注意する
中華料理の場合は、調理法にわけてメニューが表記されています。たとえば洋食の場合は、肉料理・魚料理・パスタなど使われている食材がある程度予想できることが多いですが、中華料理の場合、炒め物・揚げ物・煮込みなど各ジャンルから選択したのに使われている食材が全部エビや肉だった。なんてケースが多いようです。
メニューを選ぶときは材料にも目を通し、わからないときはお店の人に聞くようにしましょう。
2、「人数分」オーダーする
中華料理のアラカルトの場合、基本的に1皿1人前です。注文するときは人数分頼むようにするといいでしょう。お店によっては小皿・中皿・大皿とわかれていることもあるので、臨機応変にオーダーできるといいですね。目安としては、小皿が2~3人前・中皿が4~5人前・大皿は5~6人前です。
回るテーブル
一度は体験したい回るテーブル。これにもマナーがあるので注意しましょう。
1、テーブルは右にまわす
テーブルはゆっくりと右にまわすようにしましょう。このとき、お皿がはみでてコップにあたらないように注意してください。
2、サーバーを使って、自分の分だけ取り皿にとる
料理がまわってきたら、サーバーを使って自分のぶんだけとるようにしましょう。このとき、音が出ないように静かにとるようにしてください。中華料理のマナーについて詳しく解説している動画がありますので、興味のある方はご覧になってみてください。