写真や動画において画質を判断するための要素は、色合いの表現やコントラスト、明暗の再現性や繊細さ、ノイズの具合など多様にあり、また人によってどの部分を優先するのかも異なります。解像度というのはそういった要素のうちの一つに過ぎませんが、しかし写真や動画の印象を大きく変える力を持っています。
YouTube Creators 動画教室(画質と解像度の解説)
この動画では、解像度=画質とはっきり言い切っています。確かに、解像度それぞれによって明らかに輪郭などに違いが見られます。ちなみに、この動画のようにディスプレイに表示する場合の解像度は正確には「画面解像度」と呼ばれ、1920×1080、1280×720というように横×縦の画面サイズで表すのが一般的です。
解像度の単位について dpi ピクセル ドット
プリンターにおいては、この動画でも解説している「dpi(dots per inch)」という単位が使われます。これは1インチ(25.4mm)あたりのドット(※画像の出力装置が表現可能な最小単位)数を表すもので、数値が大きいほど画像をよりきめ細かく表現できるということになります。他にも、主にデジタル画像の解像度を表す「ppi(pixels per inch)」という単位があり、こちらは1インチあたりのピクセル数を表すものとなっています。
動画内の解説にあるように厳密にはピクセルとドットは異なるものですが、現在ではdpiもppiも同じ意味合いで使われることが多いです。ただしプリンターで印刷した場合、同じ数値では当然ながらドット、つまりdpiのほうが画像は荒くなります。(※1ピクセル=3ドットのため)
画像解像度のチェック方法
この動画では、画像の解像度を確認する方法を数種紹介しています。ちなみに画像をプリンターで印刷した場合、実際に表現できた解像度を「出力解像度」と呼ぶようです。
実際にどう違う?画面解像度の比較動画
ここでは、画面解像度をテーマにカメラやタブレットの性能を比較している動画を紹介していきます。
NEX-7 vs NEX-5N 感度による解像度比較など
この動画では、画面解像度で上回る「NEX-7」のほうが表示範囲が広く、その分映像がきめ細かく表現されているのがわかります。
新旧Nexus7画質比較!高解像度は伊達じゃなかった
続いては、新旧バージョンそれぞれの「Nexus7」の画面解像度を比較した動画です。普段使いではわかりにくい、323ppiと216ppiという解像度の比較ですが、拡大シーンではハッキリと差が見られますね。
動画を制作するならどの解像度を選ぶべきか
画質の優劣を左右する要素であるだけに、動画制作においても画面解像度は重要と言えます。
動画制作をはじめる時の画面サイズ(解像度)の選び方
この動画で説明しているように、媒体に合わせて最適な画面解像度を選択し動画制作を始めるのが妥当なのかもしれません。