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2015.4.4

【初心者向け】動画コーデックの種類を形式ごとに解説!変換ソフトのピックアップ動画もあり

pcman
動画ファイルには、MPG、MP4、AVI、WMV、MOVなど様々な種類がありますが、実はこれらはデータの入れ物の名称に過ぎず、こういったファイルのフォーマットのみで明らかな違いがあるわけではありません。動画の画質や再生時の負荷、ファイルサイズなどの差を生むのは、膨大な動画データを圧縮するためのプログラム「コーデック」による形式の違いです。そして当然ながら、フォーマット変換時にもこのコーデックが大きく影響することとなります。

一般的な動画コーデックの種類と比較

それでは、現在主に利用されている一般的なコーデックを簡潔に解説していきます。ちなみにカッコ内は圧縮後のファイルの拡張子です。

MPEG-1(.mpg)

ビデオCDなどで使用される標準規格ですが、現在はあまり使われていません。画質も再生時の負荷も低いですが、ファイルサイズは大きめ。

MPEG-2(.mpg)

1995年に誕生した規格で、現在でもテレビのデジタル放送を中心に利用されています。MPEG-1に比べ画質が向上、圧縮サイズも半分以下となっています。

MPEG-4(.mpg .mp4)

モバイル機器でのネット動画の視聴を想定し開発された規格ですが、現在は様々な機器で幅広く利用されています。高画質にして圧縮サイズも小さいという優れた規格。

DivX(.divx .avi)

MPEG-4をベースにDivX,Inc.により独自に開発された規格。MPEG-4に劣らない画質でありつつ負荷はより抑えめであるため広く普及しています。

Xvid(.avi)

DivXの商用化に反対するプログラマー達によって生まれた規格で、性能はDivXと同等。ちなみに名称はDivXを逆読みにしたものとなっています。

WMV9(.wmv)

マイクロソフト社によってMPEG-4をベースに開発された規格。高画質で圧縮サイズも小さいですが、再生時の負荷はやや高めとなっています。

H.264(.mp4)

現在、高画質動画の主流となっている規格です。MPEG-4を超える高画質でありながら圧縮サイズも小さめ。ただし再生時の負荷は大きいです。

変換ソフトのピックアップ動画

コーデックの知識を得たとしても、実際に動画を再生する際にそのソフトウェアが動画ファイルのフォーマットに対応していなければ視聴することができません。そんな時に便利なのが変換ソフトです。

動画変換無料ソフト「RipBot264」の使い方

こちらの動画では、多機能変換ソフト「RipBot264」のダウンロードからインストール、日本語化、さらに使い方までも紹介しています。

おすすめ動画変換ソフト(Any Video Converter)

こちらは、使いやすいと評判の人気変換ソフト「Any Video Converter」の紹介動画。

動画素材を無劣化カット&コンテナ変換できるフリーソフト

変換する際に動画の画質が劣化するというのが変換ソフト使用時の一般的なデメリットですが、この動画で紹介している変換ソフトでは、なんと一切劣化させることなく変換が可能なようです。

動画を扱うなら知識は必要?

コーデックやら変換やら何かとややこしいですが、もし動画を扱うのであればこういった部分もある程度は知っておくべきでしょう。今は動画の時代と言っても過言ではありません。変換ソフトはともかく、特にコーデックについては知っておいても損はないはずです。