その映像を見ただけで感動して涙が流れてしまうこともありますね。特に映像に迫力があると、それに飲みこまれてしまうように、自分がその中にいるような気分になったり、主人公の気持ちになったりすることで、泣けてしまうもの。泣くことはストレス解消にもいいようなので、時には泣ける映画を観るのもいいでしょう。泣ける映画を4つ紹介します。
シザーハンズ〈特別編〉(Edward Scissorhands)
「抱いて」と好きな女性に言われても抱くことができない男性。それは彼の手がハサミでできているからです。人に恐れられることを嫌がり、一人で暗い家に住んでいた彼が、ある日町に出て、みんなの目にさらされることに。彼のハサミに最初はみんな驚くものの、動物の形に木を切ったり、センスのいい髪型にしてあげることができる彼はみんなの人気ものになることができるのです。そこで心ときめく出会いも。
しかし、いつかはハサミが不幸を招くことに。彼の意志とは裏腹に悪者にされてしまう彼。コマーシャルからも悲しい彼の思いが伝わってきます。無表情なだけに、余計に悲しさが感じられる、そんな泣ける映画です。
映画『イントゥ・ザ・ワイルド』予告編
卒業祝いに新車を買ってくれるという親。それに対して「そんなものはいらない」と言う彼。彼は一人アラスカの荒野を目指すのです。映画監督であるショーン・ペンが衝撃の実話をもとに映画化。それも10年の歳月をかけて制作されたもの。それだけでも感動的ですね。アラスカを目指す彼の心やワイルドで美しい、壮大な自然に泣ける映画です。心が透き通るような、彼の叫びが心に突き刺さるような、そんな感動的な泣ける内容です。コマーシャルでは大自然のスケールの大きさが伝わってきます。
ビッグ・フィッシュ-予告編
不思議な雰囲気の街にやってきた一人の青年。街の人は彼が来ることを知っていました。コマーシャルではファンタジーの中のような雰囲気の中、それを理解していないような青年が町を歩いていきます。コマーシャルでは一部しか見ることができませんが、不思議な雰囲気にのみこまれ、どのような展開が待っているか、興味津々です。
50回目のファーストキス―予告編
賑やかなカフェで一人の女性にみとれる男性。彼女のしぐさに目が離せない様子はとてもかわいらしいですね。その視線の間にいるおじさんのセリフもユニークです。コマーシャルでは青年の熱いまなざしだけが描かれていますが、真実はつらいものでした。短期記憶喪失障害という病を患っている彼女は、彼と会ったことも忘れてしまいます。無邪気な女性であればあるほど、その姿に泣ける映画です。そして、そんな彼女をずっと愛し続ける青年の深い愛情にも泣けるのです。
泣ける映画は一人で観に行った方が思い切り泣けるものですね。でも、誰かと一緒に行けば、悲しい思いも少しやわらぎます。紹介した映画はどれも心に響く泣ける映画。一度は見てみてほしい映画です。