全国各地の玄関口として機能する空港は、旅行やビジネスなどに多く利用される場所です。そんな空港も、さまざまな目的で訪れる方を誘致するためにプロモーションビデオを制作して、YouTubeなどの動画サイトに公開しています。各々の空港の魅力を伝えるプロモーションビデオの中からいくつかピックアップしました。
2010年開港で首都圏へのアクセスが便利に
もともとは航空自衛隊が管轄する飛行場でしたが、2010年に民間と共用する空港として開港したのが茨城空港です。この空港では国内便はもちろんのこと、国際便も乗り入れています。従来首都圏への玄関口としての機能は羽田や成田に集中していたところを、首都圏にアクセスする利用者を分散させる役割も担っています。こちらで紹介しているプロモーションビデオは、開港当時に栃木テレビで放送されていたもので、栃木県の主要都市からのアクセスが便利であること、またこの空港から国内外をつなぐ便が就航していることなどがアピールされています。
新鮮な海の幸を表した愛称を持つ空港
北陸地方はもちろんのこと、飛騨地方や上越地方などにもアクセスできる地方の玄関口が、富山きときと空港です。正式名称は富山空港で、「きときと」は愛称として使用されています。この「きときと」とは、富山弁で「新鮮な」という意味で、富山湾の海の幸の新鮮さをアピールすることで親しみを持ってもらえるようになっています。こちらで紹介している富山きときと空港のプロモーションビデオでは、2015年に開通した北陸新幹線で長野からのアクセスが70分と便利になったことが紹介され、富山きときと空港から国内外へのアクセスがスムーズになることを示しています。
女性タレントが出演する空港のCM
こちらも同じく富山空港のプロモーションビデオですが、公開しているのは芸能プロダクション・ビプロの公式YouTubeチャンネルであり、プロダクションに所属している毛利未央さんが出演しているものです。毛利さんがキャビンアテンダントに扮し、富山空港のアクセスの便利さをアピールしており、特に富山空港から羽田空港を経由して、全国各地の要所から世界各国へアクセス楽々ということがわかりやすく表現されています。さらに、羽田経由の乗継割引が適用されることによって運賃も安価になり、羽田空港まで飛ぶことによってより便利に利用することができるとしています。
空港が運営する通販サイト
九州の玄関口として機能している長崎空港では、空港で取り扱っている全国各地のお土産品をインターネットで通販できる「クーコ・モール」を運営しています。本来は空港に行かないと買えない全国のお土産品が、自宅にいながらにして手に入るという便利なものです。それぞれの地元をよく知る空港から厳選されたお土産品を購入することができ、それぞれの地方と長崎空港が提携してつながることで実現している通販サイトなのです。提携している全国の空港の数も順次増えており、さらにいろいろな地方の名産をクーコ・モールで購入できるようになっています。
全国の空港は、各地へのアクセスを便利に快適にするために重要な機関であり、国内外に出かける方々にとってはなくてはならないものです。それだけではなく、空港でしか手に入らないお土産物を購入できるのも空港を楽しく利用できるポイントの1つと言えるでしょう。