最近は漫画もWEB化の時代。数々のWEBマンガサイトがあり、書籍を買わなくてもスマホやタブレットで漫画を楽しむことができます。今回ご紹介する「MANGAPOLO」は今注目を集める新しい形態の漫画サービス。通常のWEB漫画は書籍と同様にページを自分でめくっていきますが、同サービスはYouTubeにて漫画をスライドショーにして公開しているのが特徴。『動画』で楽しむ漫画サービスなのです。
今回はマンガ×動画のニュースタイル「MANGAPOLO」の概要についてご紹介します。
「MANGAPOLO」とは
「MANGAPOLO」は、漫画をスライドショーにして公開しているYouTubeチャンネルのこと。『ドラゴンボール』や『会長 島耕作』『ドラゴン桜』などの人気タイトルをスライドデョー形式で見ることができます。従来にない、マンガと動画の融合というわけです。
プロモーション動画が公開されているので、詳しくはこちらをご覧ください。
「マンガ×動画」のフュージョンを体感しよう
それでは、実際に公開されている動画(漫画)をいくつかご紹介します。「めくる必要がない」「BGMがついて臨場感アップ」など、従来の漫画では味わえなかったエンターテイメントを体験することができます。
『ドラゴン桜』1限目/学校倒産!?
『ドラゴンボール』孫悟空修行篇
新人発掘に特化した「MANGAPOLO ZERO」も見逃せない
「MANGAPOLO ZERO」は、MANGAPOLOのコンテンツの一部で、『ドラゴンボール』や『ドラゴン桜』のように既に書籍化されたものを動画にするのではなく、漫画家を志すアマチュアたちがデビューを目指して新作を動画で公開するというもの。新人作家の発掘や育成に力を入れたコンテンツになります。人気のあった作品は、実際に書籍化されたそうですよ。
《『動画』が並ぶ本棚!Webサイトの構成も斬新》
ちなみに「MANGAPOLO ZERO」Webサイトには、こちらから飛ぶことができます。
一見、電子書籍のサイトのようですが、作品をクリックするとYouTubeの動画に遷移する仕組みになっています。明らかに「動画」だとわかるキュレーションサイトはたくさんありますが、漫画だと思ってクリックしたらYouTubeにリンクする、という仕組みは斬新ですよね。
《書籍化もされた人気作品を見てみよう》
書籍化もされた、新人たちによる作品を見てみましょう。
大賞作品!「となりのヴァンパイアさん」
こちらは「MANGAPOLO ZERO」漫画家オーディションで大賞を受賞した作品。社会勉強のため、人間界で暮らすヴァンパイア(吸血鬼)三姉妹のゆる~い日常を描いた日常系コメディ。
入賞作品①「会社の奴には絶対知られたくない」
続いては漫画家オーディションの入賞作品「会社の奴には絶対知られたくない」。会社でいわゆる「ぼっち」のOL、円山さんの辛い日々・・・しかし辛くも、平凡な平和だった・・・あの日までは!ちょっと不思議なサスペンス!
入賞作品②「どぶろくちゃん」
人生に迷った時、あなたの目の前に現れるアルコールの妖精「どぶろくちゃん」。な、なんだろうそれは・・・こんなシュールなギャグ漫画もあるんです。
いかがでしたか。マンガのメディアミックスと言えば、「書籍→動画化」の順序が一般的だった従来。今後は「動画→書籍化」の時代になるかもしれませんね。
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