COMPANY モバーシャルブログ
2015.5.27

細部の細部までこだわりが見えるすごいプロモーションビデオ5選

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音楽のプロモーションビデオは日々いろいろなものが制作され、公開されていますが、その中にはいろいろな意味ですごいと感嘆の声が漏れるような素晴らしい出来のものも多くあります。撮影方法が気になったり、意表を突くアイデアが使用されていたりなど、すごいプロモーションビデオをこちらで紹介します。

ホンダの最新機器を使って1発撮りした映像

アメリカで人気を博しているロックバンド・OK Goが2014年に発表した楽曲「I Won’t Let You Down」のプロモーションビデオでは、メンバーがホンダの最新移動機器「UNI-CUB β」に乗って自在に動き回るダンスを披露しています。また、日本人のチアリーダーとコラボして、傘を使ったパフォーマンスを空中から1発撮りで撮影されています。この撮影にはマルチコプターが使用されており、全編失敗なくワンカットで撮影されたものということで話題を呼んだプロモーションビデオです。また、この映像には人気ダンスユニット・Perfumeも出演しています。

レトロな映像を幾何学風にアレンジ

イギリスの音楽プロデューサーであるサイモン・グリーン氏のソロプロジェクトBonoboが2013年に発表した「Cirrus」のプロモーションビデオが面白いと当時から話題を呼びました。この映像では、レトロな映像を素材としてそれらを幾何学風に複数にして動かしたり映像を組み合わせて不思議な動きを作ったりなど、いつまでも見ていられるすごいものとなっています。その編集方法や素材のチョイスが絶妙で、目まぐるしく展開していくすごい映像と音楽がマッチし、ある見方をすれば不気味にも見えてきますが、それがクセになってしまいそうなプロモーションビデオです。

世界中の人の映像を組み合わせてすごいつながりを生む

東京で結成された3ピースバンド・SOURは、良質なポップサウンドを発信しているバンドです。このバンドのプロモーションビデオ「日々の音色」では、世界中から集められた多くの方の映像を組み合わせて1つの絵や図形のようにつなげた編集がすごいところです。ここで使用されている方々の映像は、バンドのファンの方から募ったもので、もともとはバラバラの映像だったのが1つの統一された動きになったりシンクロしたり、図柄を作りだしたりといった編集は思わず見入ってしまうすごさです。

メンバーの自撮りだけで作られた可愛い映像

今勢いのあるアイドル・でんぱ組.incの2012年の楽曲「冬へと走り出すお!」のプロモーションビデオがこちらです。このビデオのすごいところは、全編メンバー自らがiPhoneで自撮りした映像だけを組み合わせて作られているところです。このような手法が使われた理由としては、「自分自身で撮影したものが一番可愛いのでは?」という発想だとされています。そのコンセプトにはうなずけるところがあり、メンバーのプライベート感や素の表情がとらえられた可愛い映像となっています。ファンにとっては嬉しいビデオといえるでしょう。

ハイスピードカメラを使ったすごい映像

人気ロックバンド・10-FEETが2010年にリリースした「STONE COLD BREAK」のプロモーションビデオは、河原でのさまざまな人が繰り広げる風景やアクションをワンカットでかつスローモーションで撮影した映像となっています。この撮影には、1秒間に多くのコマを撮影することでスローモーションの映像に仕上げることができるハイスピードデジタルカメラが使われており、それによってこの不思議な映像が出来上がっています。この映像の実際の時間はたった4秒と言いますから、すごい撮影方法であることがわかります。

 

それぞれに工夫をこらした音楽のプロモーションビデオには、実にいろいろな撮影技術や編集技術が使われています。その技術自体がすごいというのもありますし、また失敗できない撮影方法という面では被写体の方のすごさも挙げられるでしょう。それによって素晴らしい映像に仕上がったプロモーションビデオはどれも素敵です。