様々な企業が販促やマーケティングに動画を取り入れるなか、不動産業界においてもやはり各企業が動画を積極的に活用する動きが見られます。
デジタル市場分析を手掛ける米コムスコア社が2015年に発表したレポートによれば、一ヶ月間の動画視聴時間については、日本のユーザーはアメリカのユーザーの2倍以上という結果が出ています。この調査報告から見ても、日本の企業が動画に目を向けるのは当然の成り行きといえるのかもしれません。しかし具体的に、不動産会社の場合は動画をどのように活用しているのでしょうか?
国内大手不動産会社の動画活用事例
今や多くの不動産会社が動画サイトに進出していますが、ここでは日本国内の大手不動産会社の動画活用事例を紹介していきます。
三菱地所を、見に行こう。 | 丸の内篇(30秒)
日本の不動産会社の最大手「三菱地所」のチャンネル動画です。過去にテレビCMとして放送されたものですが、動画としてネット上で公開することで継続して不特定多数の視聴者にアピール。現在では再生回数が100万回超えの人気動画となっています。
三井不動産ストーリー スペシャルムービー「Oak Village」篇
三井不動産が手掛ける、人の心に優しいスマートシティ。この動画はテレビCM「三井不動産ストーリー 姉の変化(畑)篇」の世界観をさらに掘り下げたネット限定の動画となっています。再生時間を自由に決められるのも動画ならではですね。
東急不動産【BRANZ】コンセプトムービー
東急不動産の住宅ブランド「BRANZ」のコンセプトムービーは、高級感を漂わせる上品な仕上がりの動画になっています。こういったコンセプトムービーは、ブランドイメージの向上、あるいは企業ブランディングを行ううえでその効果を期待できます。
動画総数650本!?愛媛県の不動産会社
なかにはなんと650本もの動画を投稿している不動産会社も。以下は、そんな愛媛県の大手企業「三福綜合不動産」の動画です。
スタイリッシュBar風の部屋(三福綜合不動産)
こちらは自慢のスタイリッシュ物件を紹介している動画です。動画サイトを見ていると、こういった物件紹介の動画が、様々な不動産会社から数多く投稿されているのがわかります。
地域との交流イベント「スポーツGOMI拾いin松山」
このように、企業の取り組みをアピールするうえでも動画を活用できます。参加している地域の人々の明るい笑顔が印象的ですね。これもまた企業ブランディングの一例といえるでしょう。もちろん、実際に頑張った分ゴミが減り、周辺地域はより綺麗になったはずです。
あなたならどんなスタイルで動画を活用する?
ここで紹介してきたように、動画を活用する手法もまた企業によって様々です。どのようなスタイル、あるいは戦略で動画を利用するか、まずは検討することから始めてみてはいかがでしょうか?