2016年は申年。猿は見るだけでもご利益のあるラッキーアニマルといえそうです。
今回はそんな猿が大活躍していう動画の数々を集めました。猿好きの人もそうでない人も、きっと笑って心が癒されることでしょう。
■ニホンザル定番の、あの光景
「地獄谷野猿公苑 温泉お猿の癒し January, 2012 Japanese Snow Monkeys in hot spring」
マンガなどでも定番の構図となっている「温泉に浸かるお猿」。これを実際に見ることのできるのが、長野県下高井郡の「地獄谷野猿公苑」なのです。特に雪の中でも気持ちよさそうに温泉に浸かるニホンザルは、「スノーモンキー」の愛称で外国人たちの絶大な人気を集めています。世界中を探してもおそらくここにしかない光景は、ほっこりとした幸せな気持ちをもたらしてくれます。
■名作映画、圧巻のメイキング
「映画『猿の惑星:創世記(ジェネシス)』メイキング映像」
「猿の惑星」といえば、人間が高度な知能を持つ猿に支配される前代未聞の世界観と、衝撃的なラストシーンで話題となった大ヒット映画。この「創世記(ジェネシス)」も、前シリーズの秘密を紐解く話題作です。舞台は現代のサンフランシスコ。
メイキング映像では、最新のデジタル映像技術を駆使した迫力満点の猿たちの秘密を探ることができます。可愛いイメージの強いサルに対する印象が変わってしまうかもしれませんが、最新技術は圧巻です。そしてサルの計り知れぬパワーを感じることができるでしょう。
■「犬猿の仲」?子ザルを怖がる犬がかわいい
「★ 子供のサルにびびりまくりの犬♪ おもしろ映像です^^ ★ “おもしろ 犬”」
子ザルとはいえ、小型犬にとっては自分の身体と同じ大きさの未知の生物。犬の気持ちになると笑うどころではありませんが、おびえながらも興味を示すその姿に心奪われます。
■家の浴槽にもニホンザル
「おもしろ動物衝撃映像!!サル」
なんと、温泉ばかりでなく家の浴槽を利用するニホンザルもいました。体を洗ってもらって気持ちよさそうに足を組むその様子は、まるで石原裕次郎さんのような風格たっぷりの貫禄です。こうしてみると、改めてニホンザルのお風呂好きの「国民性」を思い知らされます。
■放し飼いのサルに会いに行けます
「Arashiyama Monkey Park! 嵐山モンキーパーク KYOTO」
京都の嵐山では、放し飼いにされたニホンザルたちに会える場所があるのです。その名も「嵐山モンキーパーク」。いわた山という小さ目の山の上にあり、ハイキング気分で山を散策する道中、普段どおり生活しているサルたちを見ることができるのです。頂上では、エサやりも可能。
日本でも珍しい、サルの生態系を間近に感じられるレジャースポットです。
■懐かしの「日光猿軍団」
「日光猿軍団 食品販売部 いも学校」
「日光猿軍団」は、栃木県日光市の「猿まわし芸」の団体。一時期はテレビやメディアにも多々出演しており、一世を風靡しました。実は2013年に閉園していたこの猿軍団には、「食品販売部」なるものもあったのだとか。猿たちの足並みそろった寸劇は、人間顔負けの営業力です。
なおこの猿軍団は、翌年2014年には「日光猿軍団記念館」として営業を再開しているそうです。
いかがでしたか。干支の中では、サルは「利口と好奇心」を象徴する存在。信仰の対象としても馴染み深く、山神の使いの賢者と信じられてきました。そして「申」という漢字からも想像できるとおり、「呻く(うめく)」、これは語源から言うと「(果実などが)成熟し固まっていく」ということになります。かの「サル」と呼ばれた豊臣秀吉は、まさに申年生まれだったことで知られています。
サルにように速い頭の回転で好奇心旺盛に過ごし、成長と成熟の一年にしていただきたいと思います。