4Kだからこその動画の魅力に迫る

デジタル映像技術が進化した4Kという世界は、これまで再現が難しかった動画の色味や動きなど、より繊細に、よりきめ細かく、より美しい動画を可能にしました。動画の動きもスムーズで、風になびく木々の揺れや髪の毛の一本一本など、人間の眼で観るのと同じくらいに近づいてきました。そんな4Kですが、その魅力の秘密は解像度にあります。フルハイビジョンテレビの画素数は、横(水平画素)1920×縦(垂直画素)1080に対して、4Kの画素数は、横3840×縦21600。なんとフルハイビジョンの４倍の画素数ということになります。

 

ここでＡ４用紙を思い浮かべてください。Ａ４用紙１枚のサイズは決まっているので、書き込める文字にも限界がありますよね？でもＡ４用紙が４枚あれば、書き込める文字も４倍になります。このように4Kとは描写の情報を入れるスペースが４倍になるので、それだけ動画に対しての表現力に違いが生まれるというわけです。最近のデジタルカメラ自体も4K対応が多く販売されるようになってきました。魅力のある4Kについての動画をここでご紹介していきたいと思います。

4K動画の感想

4Kで動画テストとして撮影しながら、4Kの認識やその魅力を紹介しています。動画中に撮影された風景動画では、風になびく木々の細かな揺れや、水の滑らかな動き、くっきり映る人物の輪郭など、様々なシーンを撮影しています。

4K動画から記念写真

4Kの高画質ならではの解像度で、感動シーンを鮮やかに蘇らせることが出来ます。遠方から撮影した花火大会の動画です。画面に広がる打ち上げ花火の粒粒感も非常に良くわかります。

iPhone6で4K動画

iPhone6を使って4Kで撮影した動画です。携帯端末とは思えないほど、描写の滑らかさ、色合いの深みなど、とても綺麗な動画です。

デジタル4Kビデオカメラ

パナソニックが自社製の4Kビデオカメラで撮影した動画です。色の深みや色調、動画の滑らかさ、輪郭などを、海、山、湖、動物、公園、花、川の流れ。4Kが魅せる美しい再現力を紹介しています。 

動画に求められるのは表現力の豊かさです。まるで肉眼で見ているかのような美しい映像に、デジタル技術が日々近づいているのが分かります。今はまだ4K対応のビデオやテレビがやや高めに販売されているので、なかなか手が出せずに二の足を踏んでいる方も多いと思います。でも近いうちにブルーレイのように4K動画が当たり前のようになると思います。こうしてみると4Kが秘めた再現力は、動画本来の持ち味を存分に引き出してくれるのだと思います。