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人類みな兄弟
国内酒類製造メーカーの老舗であるサントリーが発売したウイスキー・サントリーオールドの70年代CM。
哀愁深いCMソングのメロディは、若い世代でも聞いたことがあるはず。
アレンジを変えながら今の世代のCMにも使用されるCMソングは、静かにたしなむウイスキーの渋いイメージがマッチしています。
見え過ぎちゃって困るの
70年代から、徐々にCMにも明るいお色気路線が目立ってきます。
テレビ用アンテナを製造販売しているマスプロ電工が放ったこのCMは、妖艶なピンクのネグリジェで「見え過ぎちゃって困るの」と歌う、当時としてはインパクトのあったCMです。
お色気路線自体は60年代終盤に話題となった丸善石油「Oh！モーレツ」のCMに端を発するものと思われます。
子供も大人も真似したCM
70年代を生きた方々なら、一度は真似をしたことがあるこのセリフと振り。
男性用化粧品をメインに販売するマンダムのCMでは、俳優チャールズ・ブロンソンをキャラクターに起用し、渋い声で静かに放つ「うーん、マンダム」のフレーズが大流行。
フレーズもさることながら、表情やおもむろにあごをさするしぐさも含め、大人も子供も真似しました。
数々の名フレーズを輩出
殺虫剤メーカー大手・大日本除虫菊という会社は、一家に1本は常備されているキンチョールの製造販売を行う会社です。
同社が打ち出すCMは70年代にも数々の流行語を叩き出しました。
その中でも、当時歌手にとどまらずコメディ女優としても人気を博していた研ナオコが出演しているCMをピックアップ。
国民的アイドル
70年代に人気絶頂のアイドルにして新御三家の一角を担っていた西條秀樹。
さわやかな笑顔で彼が発したこ「ヒデキ、感激！」のフレーズは、全国民の脳裏に焼き付いて離れませんでした。
このCMシリーズは現在でも語り継がれたり、パロディとしてネタにされたりなどの広がりを見せており、当時の威力をうかがわせます。
