2014年の大ヒット映画といえば『アナと雪の女王』。興収収入は254億円、累計動員数は
2000万人超、2014年流行語大賞にノミネートするなど、社会現象にもなりました。
ディズニーらしい、展開のしっかりしたストーリーもさることながら、映画の中で流れる
劇中歌にも注目が集まりました。そして他にも注目を集めたのが、一般人のYoutube投稿
『扉を開けて』(劇中歌)の「口パク」動画です。海外で始まった同曲の口パクブームで
すが、あることをきっかけに日本でも大流行します。そのきっかけとは何なのでしょうか。
まずは、海外の美人夫婦による元祖口パク動画をご覧ください。
公開からわずか1週間で500万回再生され、現在は1800万回再生を記録しています。
「きゃりーぱみゅぱみゅ」の
Twitterをきっかけに日本でも流行
先ほどの動画を真似て、ある日本人夫婦も口パク動画を投稿します。
公開からしばらくはヒットの兆しがなかったようですが、あることをきっかけに大流行し
ます。
人気歌手「きゃりーぱみゅぱみゅ」が、『最近毎日見てる動画。この家族癒される。。。』
というつぶやきとともにこの動画をTwitterに投稿したのです。それをきっかけに再生回数
が急上昇。
最近毎日見てる動画。この家族癒される。。。 http://t.co/B2dKbAXUDv
— きゃりーぱみゅぱみゅ (@pamyurin) April 18, 2014
さらにこの動画がテレビでも取り上げられ、ブームの後押しをしました。
「きゃりーぱみゅぱみゅ」のTwitterをきっかけにSNSを通して拡散され、様々なメディア
に取り上げられるなど、まさに「バズ」りました。
インフルエンサーを巻き込んで、
コンテンツをバズらせよう
SNSなどで、口コミや拡散の起点となり、ほかの消費者に莫大な影響を与える人を
「インフルエンサー」といいます。そして、Twitterを使用するタレントやアーティストは、
その代表といえるでしょう。コンテンツの拡散には、もちろん質が大事ですが、協力者の存
在は欠かせません。たとえば、きゃりーぱみゅぱみゅに喜んでもらえそうなもの、ソフトバ
ンク社長の孫正義氏に取り上げてもらえそうなもの、などインフルエンサーをターゲットに
コンテンツを考えてみるのも面白いかもしれませんね。