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2015.2.2

費用が安くスキャンダルの心配もなし!訴求力バツグンの動物系CM

chiwawa

アイフルのチワワや、ミラバケッソでおなじみのアルパカなど、動物を起用したCMは

たちまち噂になります。広告業界では「3Bの法則」といわれ「Beauty(美人)・

Baby(赤ちゃん)・Beast(動物)」は、視覚的な訴求力を上げる三大要素と言われて

います。しかし、時代によって視聴者の食いつきは変化していきます。

 

今回は動物系CMに焦点をあて、どんなパターンがウケるのかをご紹介します。

動物を起用したCMは、大きく分けて3ジャンル

1980年代から現代までの動物系CMの年代を追ってみたところ、大きくわけて3パターン

あることがわかりました。

1、珍動物

クラレ:ミラバケッソ「ニューヒロイン登場」篇

このCMにより「アルパカ」が認知されました。当時、動物園でアルパカと写真を撮る

コーナーが設けられた際、2時間待ちの大行列が発生したそうです。

2、キャラクター重視

ソフトバンク:白戸家「運試し」篇

めちゃコミック:めちゃ犬「団らん」編

キャラクター性をもたせることで、愛らしさと親しみやすさが増します。ソフトバンク

は、「お父さんシリーズ」を放映して以来7年連続でCM好感度No.1を獲得しています。

現在話題の「めちゃ犬」においても、特設ページが設けられ壁紙のダウンロードができ

るなど人気っぷりが伺えます。

 

《「犬・猫」が多く起用され始めたのは2000年代から》

「じゃらん」の猫(にゃらん)など最近は犬・猫系のCMが圧倒的に多い印象ですが、

1980年代〜90年代にかけてはほとんど登場しませんでした。それに伴い、「珍動物」

の姿も見なくなってきています。ペットブームと共に、犬や猫の需要が高まってきた

のかもしれません。

3、ユニーク(海外のみ)

Thinkbox Software

キャラクター性はもちろん、構成も大変ユニークです。このパターンは海外で多くみら

れたものの、日本にはほとんどありませんでした。日本人は動物に対し「可愛さ・癒し」

を好む傾向にありそうです。

動物を起用するメリットって?

動物は、冒頭で紹介した視覚的訴求力に加え、費用が安い、スキャンダルがないなど様々

なメリットがあります。最近では、ペット専門の芸能事務所なども増えていますので、

モデルを見つけるのも簡単です。

ぜひ、Web動画でも活用してみてはいかがでしょうか。