そのクオリティの高さから海外でも日本のアニメが話題となっており、現代ではアニメといえば日本、日本といえばアニメというイメージが強いようですが、そんな日本発のアニメとして自主制作によるアニメーション動画も人気を呼んでいます。
興味深い自主制作アニメーション動画
動画サイトに投稿されている自主制作アニメーション動画の多くは、ただ単にアニメーションしているだけでなく、それぞれに制作者の想いやテーマ、メッセージが込められています。
そのメッセージが何なのか、どう受け取るのかは視聴者によって異なる場合もありますが、特に意味深なタイトルの自主制作アニメーション動画には、そういった部分を少し考えながら視聴する面白さがあります。
アニメーション「就活狂想曲」
日本の就活を皮肉めいた視点で表現したアニメーション動画ですが、しかしこれが現実なのだから恐ろしくなりますね。就活をしている学生たちの心象風景は皆、こんな感じなのかも知れません。
アニメーション作品「KUROKO」
こちらは、普段の生活を”黒子”と共に描いたユニークなアニメーション動画です。ユーモアに溢れていて、思わず笑ってしまうコントのような面白い作品です。
自主制作アニメーション「 うのみ 」
ずっとテレビと向かい合い、テレビがくれる魚などの餌をそのまま”鵜呑み”にする鵜。まさに現代の情報メディアの象徴とも言えるアニメーション動画です。
自主制作アニメーション「このせかい」
この世界の本来の美しさが見えづらくなっている現代だからこそ、このアニメーション動画で伝えているメッセージは貴重なのかも知れません。この動画を視聴して感動を覚えたという方のコメントも多く寄せられています。
自主制作アニメーション「EGOISM」
飢餓が蔓延する大地で、藁にもすがる思いで神様に祈る老人ですが、その結末は何とも衝撃的。様々な展開のある反面教師的なストーリーを動きのみで見事に表現しているクオリティの高いアニメーション動画です。
動画制作においてのアニメーションの魅力
メッセージ性のあるアニメーション動画を5つ紹介してきましたが、こういった作品は、特に意味が込められていないアニメーション動画に比べ、やはり何か惹きつけられるものがありますよね。アニメーションに限らずですが、本来、芸術作品とはそういうものなのかも知れません。
また、アニメーション動画が人気となっている現状を受け、企業でもCMにアニメーションを取り入れる動きが見られ始めています。
大江戸温泉物語 企業CM「はじめての親孝行」篇
この動画のように、CMもアニメーションを取り入れて制作することで、伝えたいメッセージもより温かみのある印象になります。他にも、実写では表現しづらいテーマや、オリジナリティを優先したい場合もアニメーションを主体とした動画制作がおすすめです。