企業やアーティストとコラボレーションする「水族館」が増えています。昨年は、東京都の『すみだ水族館』や『新江ノ島水族館』がコラボしてましたね。デジタルサイネージなどを駆使した最先端技術を用いることで、従来にない「新しい水族館」を作り出し、もはやコラボレーションのひと言では片付けられないほど美しい世界が広がります。
その様子は動画でも見ることができるので、いくつかご紹介しましょう。
新江ノ島水族館 × チームラボ
新江ノ島水族館は、昨年7月〜12月末にかけてチームラボとのコラボ企画「ナイトワンダー アクアリウム」を実施。魚たちとデジタルアートが融合した、今までにない水族館を作り上げました。
メインステージは、相模湾大水槽の一面にプロジェクションマッピングをほどこした『花と魚』。本物の魚たちが泳ぐ巨大な水槽に舞う、「光」の花。
リアルと最先端技術が織りなす幻想的な世界を、動画でお楽しみください。
『花と魚』相模湾大水槽
メインステージ以外にも館内でさまざまな展示を行っていたチームラボ。中でも注目したいのが、光のテラスバー。その名も『インタラクティブオーシャンバー』。ドリンクをハイテーブルに置くと、そのドリンクが持つ光と音色に、全長約50mものテラス空間が包まれます。お酒を飲みながら光の演出を楽しめる贅沢な空間です。
インタラクティブオーシャンバー
すみだ水族館 × 蜷川実花
すみだ水族館は、写真家の蜷川実花さんとコラボをしました。蜷川さんが生み出すカラフルで幻想的な世界が、館内の魚たちを包み込みました。中でも『クラゲ万華鏡トンネル』は好評だったようです。
クラゲ万華鏡トンネル
京都水族館 × 京都の四季
京都水族館では、いきものと京都の四季がコラボレーションする「季節を楽しむインタラクティブアート」を実施中。第1弾となったのは、昨年行われた『雪とくらげ』。クラゲゾーンに降り注ぐ、白銀世界―。
白く、ゆっくりと泳ぐクラゲもまた、美しい雪のようです。
雪とくらげ
同水族館は、2016年4月1日〜6月30日にかけて、「季節を楽しむインタラクティブアート」の第2弾として『桜といわし』を開催することが決定。
まだ映像は公開されていませんが、最新情報などは公式のFacebookでチェックしてみてくださいね。
https://www.facebook.com/Kyoto.aquarium.official/timeline
水族館のコラボ特集、いかがでしたか。足を運べなかった人も、動画を見ると少しだけ行った気になれて嬉しいですね。今後のコラボ企画からも目が離せません!
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