類似する業種の企業がたくさん集まり、同ジャンルの商品を展示・PRする展示会では、やはりそれなりの工夫をしなければ他社ブースに来場者の興味を奪われてしまうかもしれません。ジャンルが被らない展示会ならともかく、同業種となると、来場者から見ればどうしてもどの企業も似たような印象に見えてしまうということですね。
ではどのように工夫したらいいのでしょうか。その方法の一つとして、動画があります。
展示会用の動画を制作するメリット
基本的に人間は動くものに興味を抱くという性質があります。そこで、例えば大画面で思わず目を引くような映像が流れていたらどうでしょうか。自然とアイキャッチ効果が生まれ、通りかかった来場者も何となくそのブースに立ち止まるかもしれません。
アイキャッチ効果だけでなく、動画では、映像と音声でその展示商品の魅力を存分にPRできますし、またその動画の内容次第では、展示会終了後も企業ブランディングの一環として引き続き活用できます。次の動画では、実際に展示会に動画を取り入れてみたという企業のコメントが見られます。
展示会での動画運用!来場者の反応に大きな違い
この企業の場合は、展示会のブースにて商品紹介リポート動画を導入したとのことですが、明らかにその効果があったようですね。
営業代行会社が語る展示会動画の実態
この動画で話しているように、展示会における映像制作会社からの営業代行依頼は年々増加しているようです。
展示会用に制作された動画の実例
展示会用の動画にも様々なスタイルがあります。実際にはどのような動画が使われているのか、その実例の一部を覗いてみましょう。
「東芝太陽光」約1分にまとめた展示会用動画
宇宙から始まるスケール感のある動画でインパクト抜群です。前半から中盤まではアイキャッチ効果のみを狙い、そしてその後には商品の魅力もPRしています。
「RAPI GEL」展示会用デモンストレーション動画
この動画の場合は、商品の魅力をデモンストレーションを交えて詳しく解説しています。そのため、再生時間が11分超と長めの動画になっています。
「株式会社HTS」展示会アイキャッチ専用ループ動画
一方で、こんな展示会用動画も。アイキャッチのみを目的とし、とにかく目立つように仕上げられています。時間は短めですが、これがループ再生されていたらやっぱり何となく気になりますよね。