COMPANY モバーシャルブログ
2014.1.26

一般的なCM制作の流れをご紹介

cmproduction

商品を知るきっかけとなることも多いCMは、商品や製品を宣伝するだけではなく、

会社のブランディングを考える上でも重要な手段です。昨今では、インターネット

の特設サイトや動画サイト用に時間が長めの動画を作ったり、奇抜な演出をしたり、

有名な映画監督や女優とコラボレーションしたりと話題になるCMが多く存在して

います。

 

それでは、いったいどのようにしたら皆さんがよく見るCMができあがるのでしょ

うか?

 

今回は、そのCMが出来上がるまでの流れについて紹介します。

流れの紹介

広告代理店や制作会社は、広告を依頼するクライアントとまず「どのような」商品

を「どういったターゲット」に発信するかなど、情報のヒアリングを行います。

プロデューサーとなる人はここで、費用やスケジュールの調整を行いながら、予算・

納期などを決めていきます。

 

費用や期間について決まった後は、制作サイドの責任者であるディレクターとミー

ティングを行います。ここで、作品イメージを固めるのために演出コンテを作成し

ます。同時に、スタッフやロケ地、スタジオなどの必要な場所、人員の確保を進め

ていきます。

 

大枠が決まった後に再度クライアントと打ち合わせを行い、確認を行います。合意

が得られれば、演出コンテを元に撮影・制作を開始します。

 

撮影を一通り終えた後は、30秒や15秒、60秒といった枠に応じた時間で何パター

ンかの編集を行い、音響や全体のバランスを整えていきます。これが、済んだらい

よいよ納品です。

 

映画やドラマと同じように、クライアント試写を行います。企業側がOKであれば、

ひとつのCMが完成です。

CMというとドラマの合間に流れているもので普段は気にも止めないようなものだと考えている方も多いはず。しかし、実際には、ドラマや映画と同じようにプロデューサーやディレクターなどの専門的な知識と現場の技術を使って、緻密に計画された制作が行われています。たった数十秒の中で、どうすれば商品の魅力を伝えることができるのかと試行錯誤を繰り返しているのです。これからは、気になるCMを見つけたら一体どのような人が作ったのかについて注目してみるのもよいでしょう。