企業発信の動画が活躍する時代
インターネット環境が普及したことに伴い、動画コンテンツは企業からも注目される存在となりました。当初は個人が撮影した面白い動画などをアップロードし、誰もが無料でその動画を視聴できるようにするのが動画サイトでしたが、最近ではその装いもすっかりと変化してしまい、企業がPRする場所へと変貌を遂げました。勿論当初の機能が無くなってしまったわけではありませんが、動画サイトの新たな使い方として様々な方面の企業が活用法を考案してきています。
会社案内動画が斬新で面白い!
いくら動画を作ろうとも、何件動画をアップロードしようとも、見てもらわなければ何の意味もありません。そのため企業側も頭を捻って面白くて注目度も抜群な動画を投稿しています。中でも特に面白いのが会社案内の動画で、淡々と説明するのではなく斬新で面白い内容に仕上がっています。
株式会社オプト新卒採用MOVIE
勿論斬新だけが全てではありません。真面目な会社案内動画もあります。
タカラトミー 新卒採用 会社案内
KDDI 会社案内 ビデオ
動画コンテンツの強みとは?
動画コンテンツの強みは、手軽さにあります。就活生が会社のことについて調べようとした際には、大抵がオフィシャルサイトや求人票の内容などを確認することになりますが、これでは文章による紹介と、せいぜい写真によって仕事の風景などを伝える程度しかできません。文章のみだと読むのが得意ではない人を切り捨ててしまうことになりますし、写真だけではどのような会社なのかを伝えきることができません。つまり、それぞれの会社に根付いている「らしさ」を表現するのが難しいのです。
その点、動画コンテンツを活用すれば各企業の特徴や性格、社員達間に広がる雰囲気や風土が自由に、そして充分に表現することが可能となります。このような理由から、動画コンテンツを活用して会社案内を出すという流れは、徐々に浸透してきているのです。
汎用性の高さも魅力!
動画を活用したプロモーション活動は、汎用性が非常に高い点も魅力と言えるでしょう。会社案内の動画を投稿する以外にも、商品やサービスの内容を詳しく説明することも可能ですし、ちょっとしたテレビCMのような自由さがあります。また、形式にこだわらなくても良い点も魅力です。アニメーションで会社のことを伝える動画でも良いですし、真面目に新卒採用情報を掲載する動画でも、商品の魅力を伝える動画でも、アンケートをしてみる動画でもかまいません。
動画の長さについても自由自在であり、テレビCMのように数十秒という短時間の間にまとめる必要もありませんので、これも動画コンテンツの魅力と言えるでしょう。ただし、万能なように見えて、デメリットがあるのも事実です。それは視聴回数です。広告は見てもらわなければ意味を成しませんので、せっかく動画を制作したとしても、その動画の視聴回数が増えなければ努力は水泡に帰すことになってしまいます。